群馬知事 3選出馬へ 満了2年前、異例の前倒し

定例会見で3選に向けて出馬表明する山本一太知事=群馬県庁で

 2027年7月の任期満了で行われる群馬県知事選に、山本一太知事(67)が31日、3選を目指して立候補する意向を表明した。同日の定例会見で明らかにした後、前橋市のホテルで開いた後援会会合で正式表明した。知事選まで2年を残す中での出馬表明はきわめて異例。

 早期の表明に、山本知事は「1年で後援会組織を拡充、強化し、次の1年でネット戦略を練り上げたい」とし、「選挙をするからには勝たないといけないが、どんな強敵が来てもいいように準備する」と狙いを説明した。無所属で出馬する方針だが、推薦については「今後2年の状況を見ながら決めたい」とした。

 独自に行った電話世論調査で山本県政を評価する意見や3選出馬への賛成が7割あったことで決断したことも明らかにした。その上で「デジタルクリエーティブ産業創出や、政局が不安定な中での国へのルートづくりなど、私にしかできないことがある」と強調した。

 再選時は選挙の1年前に出馬表明していた。山本知事は昨年2月、保守系の現職が敗れた前橋市長選を受け、「知事としての取り組みを理解してもらうのは2年ぐらいの時間がかかる」として、2年前に態度表明する考えを示していた。(羽物一隆)

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