ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.07.23 08:40
英国が17年ぶりに国内に米国核兵器を配備したことが把握されたと、英タイムズが22日(現地時間)報じた。
報道によると、17日にニューメキシコ州カートランド米空軍基地を離陸したC-17輸送機が10時間飛行した後、イングランド・サフォークのレイクンヒース英空軍基地に着陸した。
軍専門家の分析や状況を総合すると、この輸送機が搬送したのはB61核爆弾であり、これは英国が最近新たに導入計画を公開したF-35A戦闘機の搭載用と推定されると、メディアは伝えた。
これについてロシアと中国の安保上の脅威を抑止できる戦術核兵器確保レベルという分析が出ている。
カートランド基地は米空軍が核兵器を保管する主要基地であり、レイクンヒース基地は米空軍部隊と軍の人員が駐留するところだ。
米軍はこの数年間、レイクンヒース基地で核爆弾保管に備えて防空施設を増改築してきた。ただ、米英政府は事実確認を拒否した。
先月末のスターマー英首相の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議出席を契機に、英国は危機時のNATO任務の一つとして戦術核兵器を投下できるF-35A戦闘機12機を新たに導入する計画だと明らかにした。F-35AにはB61核爆弾を搭載できる。
英国防省が21日に出した政策文書も、レイクンヒースに近いマーラム空軍基地に配備されるF-35A戦闘機が米国の核兵器を搭載できると確認した。同文書は「マーラム基地に配備される新規戦闘機はNATOの核任務遂行に使用可能」とし「今回の決定は、英国が冷戦後に自ら空中発射核兵器を退役させて以降、初めて英空軍に核の役割を再導入するものだ」と説明した。
NATOの核不拡散分野で活動したウィリアム・アルバーキ・パシフィックフォーラム研究員は「(米軍輸送機は)イングランドに行って武器を降ろし、米国正規作戦に復帰したとみられる」とし「数年間にわたり核兵器配備のために準備してきた状況はすでによく知られている」と話した。また、この輸送機が飛行中にトランスポンダー(航空機位置追跡応答機)を作動させていた点から「米国がロシアに自国の意図を伝えようとした可能性がある」と解釈した。
