宮城県教育委員会は、小中学校向けオールインワンICT学習ソフト「ミライシード」を導入した。同サービスを提供するベネッセが7月22日に発表した。
ミライシードは、一斉学習・協働学習・個別学習に対応した小中学校向けのタブレット学習用オールインワンソフト。2025年3月時点で、全国の小中学校1万校以上、340万人以上の児童・生徒が活用している。同サービスには、CBT方式の単元テスト「テストパーク」やAI搭載型のデジタルドリル「ドリルパーク」などの機能が搭載されている。
宮城県教育委員会は、2025年度から「みやぎの算数教育改善プラン」に取り組んでおり、県内小中学校の算数/数学の授業力向上を目指している。今回は、算数/数学の授業にドリルパークおよびテストパークを活用して教員の負荷を軽減しつつ、児童・生徒の学習サイクルの変革を図る。まずは、モデルエリアに設定された塩釜市と登米市内の全小中学校でアプリの活用を始める。
活用方法としては、授業中に自動採点と即時返却ができるテストパークを活用し、クラス内でつまずきが多かった点を振り返った後に、放課後や家庭学習などの学習では、児童・生徒の学力状況を把握して個別最適な出題をするドリルパークで個別学習を進めるという。

ドリルパークとテストパークの活用イメージ
これらのアプリを連携して活用する学習サイクルを通して、教員は指導に関する負荷を軽減しながら、これまで詳細な分析が必要だった児童・生徒の伸びやつまずきを即時に捉え、クラス全体および個人に最適な指導を行う。
宮城県教育委員会は、この取り組みを通して教員の指導負担を軽減し、より児童・生徒と向き合う時間を創出することも目指しているという。また、児童・生徒が算数/数学を楽しみ、自信を持って学習できること、そして論理的思考力を育むことができるように引き続き取り組んでいくと述べている。
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