
海水浴場がイルカ対策で超音波発信機を設置(10日午前10時福井市鷹巣海水浴場)
真夏のような暑さが続く中、県内各地の海水浴場が次々と海開きしています。 気がかりなのが3年前から出没しているイルカで、観光客に安全に海を楽しんでもらおうと関係者は今年も対策に追われています。
10日に海開きした福井市の鷹巣海水浴場では、早速地元の子どもたちや学生が海水浴を楽しんでいました。
今シーズンも大勢の人で賑わうことが期待される一方、気がかりなのがイルカの存在です。
■海水浴客
「一旦逃げる 恐いね 嚙むみたいなニュース見なかったら、触っちゃいそう」
3年前から県内の海岸に出没している野生のイルカ。
県によりますと、これまでに53人がイルカに噛まれるなどのけがをしています。
この海水浴場では、去年より監視員を増員して警戒にあたる方針です。
またイルカが嫌う超音波発信機を6機設置するなど対策に追われています。
■鷹巣観光協会 小玉征子会長
「去年、今年と全然来ていない 1回も来ていない 安心して泳げる海水浴場なので是非たくさんの人に来てほしい」
さらに、新たなイルカ対策として県が導入したのが位置情報を共有するシステムです。
■県農林水産部水産課 鮎川航太主査
「背びれの部分にこういった発信器を取り付けた ここにアンテナが付いていて、アンテナを通じて、イルカの位置情報を衛星経由で地上のデータベースに送る これを見ながら、今どのあたりまで近付いていているか、人での監視の強化をするタイミングを計る そういったことに役立ててほしい」
ところが、期待のシステムは7月1日を最後にイルカの位置情報が捕捉できなくなっていて、発信器が故障したか、外れたのか、詳しい原因は分かっていません。
■小玉征子会長
「この鷹巣海水浴場よりもずっと離れた、嶺南とかにいれば安心だし、お客さんにもそう言えるから、今回は期待していたが残念」
今もイルカの消息はわからないまま。
今年も出没を警戒しながらの海水浴シーズンになりそうです。
