県立竹園高 2学級増を 市民グループ、茨城県教委に要望

学級増の要望書を提出した「考える会」の片岡代表(左)と、庄司・県学校教育部長=県庁で

 茨城県つくば市の県立竹園高校の募集定員について、市民グループ「つくば市の小中学生の高校進学を考える会」は、現在の8学級を2026年度から2学級80人増やし10学級とするよう、県教育委員会に要望した。同市議会も、期限を定めず同校の2学級増を求める意見書を大井川和彦知事宛てに提出した。

 考える会は、子どもの数が増えているつくばエクスプレス(TX)沿線で県立の全日制高校新設を求めて活動している。

 会によると、県内を12に分けた県教委の県立高配分エリアのうち「つくばエリア」(つくば、つくばみらい、守谷、常総、牛久5市)には現在、高校から入学者を受け付ける全日制県立高が10校、計53学級ある。会は、つくば市などTX沿線で子育て世代の人口が増え続け、入学希望者の増加に対応できていないと指摘している。

 県教委が示した19〜26年の改革プランでは、同エリアの中学卒業生が440人増えると予想して2学級を増やすとしていたが、実現していない。このため会は、竹園高の2学級増でプランを補完してほしいと要望している。

 会の片岡英明代表や市議会の黒田健祐議長らが県庁を訪れ、要望書と意見書を庄司一裕・県学校教育部長に渡した。庄司部長は「貴重なご意見としてお受けする」と応じた。

 片岡代表は取材に「2学級増が実現すれば、子どもたちの進学の選択肢が増える。市議会を含めた『オールつくば』での要望であり、聞き届けてもらえると期待している」と話した。(渡部穣、酒井健)

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