
トランプ米大統領は4日、ウクライナのゼレンスキー大統領(写真)と電話会談を行った。4月撮影(2025年 ロイター/Alina Smutko)
[ワシントン/キーウ 4日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、トランプ米大統領と電話会談を行い、ウクライナの防空能力向上に向けて連携することで合意したと明らかにした。共同防衛生産のほか、共同調達や投資についても協議したという。
ゼレンスキー氏はその後、恒例の夜間のビデオ演説で、ウクライナの防空能力強化に向け、米国との会合を調整することでトランプ氏と合意したと表明。「共同生産についても極めて詳細に協議した。ウクライナにとって必要であり、米国にとっても必要だ」と語った。
米ニュースサイトのアクシオスによると、
両首脳は約40分にわたって会談。
トランプ氏はゼレンスキー氏に対し、ウクライナに供給する予定の米国製武器で保留になっているものがあるか確認すると伝えたという。
電話会談の内容に
ついて説明を受けた関係筋はロイターに対し、
会談は「極めて良好」だったとし、
ウクライナへの
防空用の迎撃ミサイル「パトリオット」
の供給が再開される可能性に楽観的な見方を示した。
トランプ氏は前日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を実施。プーチン氏は紛争の「根本的原因」を取り除くというウクライナ侵攻の目的を取り下げることはないとの立場を改めて表明し、トランプ氏は会談後、ウクライナ戦争終結に向けた取り組みに進展は全くなかったと述べていた。こうした中、ロシア軍は3日夜から4日早朝にかけてウクライナ首都キーウ(キエフ)にドローン(無人機)による大規模な攻撃を実施。ウクライナ当局によると1人が死亡し、少なくとも23人が負傷した。
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