公開日時 2025年06月25日 18:39更新日時 2025年06月25日 20:02
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取材に応じる大阪府泉佐野市の千代松大耕市長=25日午後、市役所
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共同通信
自治体主導での設置を目指す大阪府泉佐野市の「赤ちゃんポスト」に関し、同市議会で25日、すでに導入している熊本市の慈恵病院や東京都の賛育会病院への視察費用などを含む補正予算が全会一致で可決、成立した。
泉佐野市の千代松大耕市長は記者団の取材に「前に進めていいと全員賛成で承認してもらい、大変心強い」と話した。補正予算は視察費や体制整備費など約800万円。
市は赤ちゃんポストや、病院以外に身元を明かさない「内密出産」ができる設備の2026年度中の運用開始を目指している。市によると実現すれば自治体主導としては全国初。医療機関としては全国3例目になるとしている。市関係者によると「りんくう総合医療センター」と連携して進める方針。
センターは新生児集中治療室(NICU)などを備え、「地域周産期母子医療センター」として大阪府が認定している。市は今後、子どもの成育環境の確保に向け、府に協力を求める。吉村洋文知事は25日の記者会見で、市に状況を確認する必要があるとした上で「赤ちゃんの命を救いたいという思いは同じ。できることは協力したい」と話した。
