農林水産省は、備蓄米を安定的に流通させるため、11日から追加のコメの放出に向けた “3回目の随意契約” の受付を始めました。

県内に約50店舗を展開するドラッグストアチェーンでは、すべての店舗で備蓄米の販売が始まり、諫早市の店舗では1時間ほどで完売しました。

諫早市の「ドラッグストアコスモス貝津店」。
オープン前の午前8時、備蓄米が陳列されました。

(コスモス薬品 店舗運営部 吉良 要紀 エリア長)
「弊社が購入した2万トンの備蓄米になります。ようやく消費者に届けられるという思いで大変うれしく思う」

福岡に本社を置く「コスモス薬品」は、2022年産の備蓄米約2万トンを随意契約で確保。

県内で展開する49店舗のうち、今月4日に五島、壱岐、対馬の3店舗で販売を開始。

11日からは、すべての店舗で取り扱いを始めました。

各店舗5キロ入りの備蓄米が40袋から80袋並び、価格は税込みで1980円です。

貝津店では、備蓄米の販売について事前の告知はしていませんでしたが、40袋を販売し、約1時間で完売しました。

(購入者)
「お米がないから買った」

「試しに食べてみようと思って。やっぱり家計が助かる」

農林水産省は7日、備蓄米を含むブレンド米など、都道府県別の店頭価格を発表。

長崎県の中央値は「3580円」で、全国と比べ100円高くなっています。(全国:3480円)

一方、全国のスーパーで先月26日からの1週間に販売されたコメ、5キロあたりの平均価格は前の週より37円安い4223円に。

2週連続で価格が下がったのは、去年11月の第4週以来、約半年ぶりだということです。

国は政府備蓄米の流通により、ブレンド米の割合が増えたことで平均価格が下がったとしています。

コスモス薬品によりますと、11日に販売した46店舗はすべて完売したということです。

(コスモス薬品 店舗運営部 吉良 要紀 エリア長)
「確保した2万トンは最後まで税込み1980円で販売していくので、慌てずに購入してもらいたい。精米したてが一番おいしいので、なくなってから購入してもらえれば」

コスモス薬品は、銘柄米などの価格について「備蓄米の販売が始まったばかりで、変化はないものの今後、浸透していけば下がっていくのでは」としています。

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