2025年6月2日 15:32

万博会場(5月31日)
大阪・関西万博の来場者数が5月31日に過去最多を更新したことを受け、万博協会の高科淳副事務総長は6月2日の記者会見で、「多くの方に来ていただいたのは非常に嬉しく思うが、満足度が低下しない方策を考えることが課題。31日の経験を踏まえ、さらに検討をしたい」と語りました。
■一般来場者は16.9万人 音楽イベントや夜に花火を実施
万博協会によりますと、31日の一般来場者数は16万9923人、パビリオンの関係者などを含めた総来場者数は18万7762人で、1日あたりの来場者数が最多だったは5月23日(金)の14万5245人(総来場者数は16万3509人)を超えました。
31日は会場内で、人気アーティストが集結する音楽ライブ「Daiwa House Special 音道楽EXPO」(読売テレビで生放送)や夜空を花火で彩る「Japan Fireworks Expo」が行われたほか、通常は大人3万円かかる「通期パス」を2万4000円で購入できる「割引コード」の配布の最終日で、多くの来場者が訪れていました。
高科副事務総長は、「いろいろな要素があったのかもしれないが、多くの方々に来ていただけて嬉しく思う。一方で、来場目標を定めているわけではなく、少しでも多くの人を何が何でも入れればいいというわけではない。どれぐらいになったら満足度が変化していくのかなどもチェックしながら、適切なバランスを見ていきたい」との見解を示しました。
■メタンガス「24か所」基準値超を検知で蓋など交換 ユスリカ「対策本部」第2回開催へ
また万博協会は、5月12日までの会場内でのメタンガス検知状況を発表しました。
発表によりますと、人が立ち入らない地下ピットで、これまでに計24か所で労働安全衛生規則が定める1.5vol%を超える検知がありましたが、グレーチング蓋や穴あきの蓋に交換したことで、基準値未満になっていると説明しました。いずれも会場西側の「GW工区・交通ターミナル」のエリアで、会期内は会場内で定期的にメタンガス濃度を検知していくとしています。
また、会場内で大量の「シオユスリカ」が発生していることについては、発生場所は「『ウォーターブラザ』と『つながりの海』であることはほぼ確実」との見解を示し、第2回の対策本部を2日に実施することを明かしました。
高科副事務総長は「今すぐにユスリカの発生をなくすということはできないため、来場者や関係者には、しばらく不快な思いをさせることがあるかもしれないが、適切な対応を早急に見つけて対策を実行していく」としています。
最終更新日:2025年6月2日 18:09
関連ニュース
