米国株式市場=反落、ダウ114ドル安 米国債利回りを注視

5月20日、米国株式市場は反落して取引を終えた。ニューヨーク証券取引所で19日撮影(2025年 ロイター/Jeenah Moon)

[ニューヨーク 20日 ロイター] – 米国株式市場は反落して取引を終えた。米政府の債務状況に注目が集まる中、米国債利回りの上昇が重しとなった。

S&P総合500種(.SPX), opens new tabは7営業日ぶり、ダウ工業株30種(.DJI), opens new tabは4営業日ぶり、ナスダック総合(.IXIC), opens new tabは3営業日ぶりの反落となった。トランプ米大統領はこの日、議会共和党議員らに対し、大規模な減税法案の可決に向けて団結するよう求めた。アナリストは、この法案により連邦政府の36兆2000億ドルの債務が3兆─5兆ドル増加する可能性があると指摘している。 もっと見る

S&P500の主要11業種のうち8業種が下落し、エネルギー、通信サービス、一般消費財が下げを主導。一方、公益事業、ヘルスケア、主要消費財は上昇した。

ナティクシス・インベストメント・マネジャーズのポートフォリオストラテジスト、ギャレット・メルソン氏は「最近の上昇を受け、一時停止ボタンを押してやや値固めする口実になった」と指摘。同時に、債券市場の動向も意識されたとの見方を示した。

市場ではセントルイス地区連銀のムサレム総裁ら米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言にも注目が集まった。

個別銘柄ではホームセンター大手ホーム・デポ(HD.N), opens new tabが0.6%安。第1・ 四半期(2ー4月期)の純売上高が予想を上回ったことを受けて朝方は上昇したが、その後下げに転じた。 もっと見る 電気自動車大手テスラ(TSLA.O), opens new tabは0.5%上昇。イーロン・マスク氏が5年後も最高経営責任者(CEO)を務める意向を示した。 もっと見る 半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabなど大型ハイテク株は軟調だった。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.37対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は161億4000万株。直近20営業日の平均は173億8000万株。

LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場

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