
5月13日、米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が続伸して取引を終えた。ニューヨーク証券取引所で12日撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
[13日 ロイター] – 米国株式市場はS&P総合500種(.SPX), opens new tabとナスダック総合(.IXIC), opens new tabが続伸して取引を終えた。4月の消費者物価指数(CPI)上昇率が鈍化したことで、米中貿易戦争休止を受けた前日からの楽観ムードが続いた。一方、ダウ工業株30種(.DJI), opens new tabは、医療保険大手ユナイテッドヘルス(UNH.N), opens new tabの下げが重しとなり反落した。同社は通期業績見通しの発表を停止したほか、最高経営責任者(CEO)が退任。株価は17.8%急落した。4月のCPIは前年比2.3%上昇し、3月の2.4%から伸びが鈍化した。市場予想は2.4%上昇だった。 もっと見る
S&P500は2月下旬以降初めて年初来でプラスとなった。
主要株価3指数は前日、米国と中国が追加関税の引き下げで合意したことを受けて大幅に上昇していた。
米中の合意後、複数の証券会社が米リセッション(景気後退)の確率予想を引き下げた。
NFJインベストメント・グループのポートフォリオマネジャー、バーンズ・マッキニー氏は、13日のインフレ指標と12日の米中貿易摩擦緩和を受けて、「米連邦準備理事会(FRB)は今後の会合で2つの責務のうち雇用の方に焦点を当てることができる」と指摘。
「インフレが再燃せず、年末までに貿易政策に幾分の確実性が出てくれば、利下げサイクルが再開されるだろう」と語った。
S&P主要11セクターでは6セクターが上昇。情報技術(.SPLRCT), opens new tabが2.25%高で上昇率トップだった。一方、下落率トップはヘルスケア(.SPXHC), opens new tabの2.97%だった。個別銘柄では、暗号資産(仮想通貨)交換所大手のコインベース・グローバル(COIN.O), opens new tabが24%近く急伸。5月19日にS&P500に採用されることが好感された。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.86対1の比率で上回った。ナスダックでも1.36対1で値上がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は178億1000万株。直近20営業日の平均は165億1000万株。
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場
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