池谷裕二の闘論席

 コボットという言葉をご存じだろうか。collaborative robotの略で、ヒトと協働しながら作業を行うロボットを指す。とりわけ「ヒューマノイド」と呼ばれる人型ロボットが注目を集めている。イベントやテーマパークにとどまらず、物流支援や家事、高齢者支援といったビジネスや家庭での実用面でも期待が高まる。

 この分野で先陣を切るのは中国だ。中国は2015年に掲げた「中国製造2025」の目標をおおむね達成し、これから新たな局面に突入する。第14次5カ年計画ではヒューマノイドを戦略産業と位置づけ、今年2025年を「ヒューマノイド量産化元年」と呼ぶ。中国は過去数十年にわたり、世界の「…



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週刊エコノミスト

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