阪神3―0巨人(セ・リーグ=25日)――阪神は二回、木浪の適時二塁打で先制。四回に渡辺のソロ、五回は森下の適時打で加点した。ビーズリーは球威で押して2連勝。巨人は散発4安打と打線が沈黙した。◇9回1死1塁、見逃し三振に倒れた岡本和(25日)=枡田直也撮影9回1死1塁、見逃し三振に倒れた岡本和(25日)=枡田直也撮影 戸郷のノーヒットノーランから一夜明け、今度は巨人打線が抑え込まれた。初回を含めて先頭打者を4度出しながら好機を広げられず、散発4安打に終わった。

 相手先発は長身右腕のビーズリー。力のある直球に140キロ前後で鋭く変化するカットボール、曲がりが大きいスライダーを操っていく。昨季も3度の対戦で得点を奪えなかった難敵だ。こういう時こそ、4番が突破口となりたい。しかし、結果は沈黙。岡本和らしからぬ打席が続いた。 初回は先頭の丸が出塁。二死二塁となって最初の打席を迎えた岡本和は、フルカウントから外角低めの152キロに手が出ず、見逃し三振に終わる。四回無死一塁では甘く入ったスライダーに手が出ず追い込まれると、高めの速球で中飛に。六回は空振り三振に倒れた。九回はゲラに対して見逃し三振。試合後は「切り替えて、また明日頑張ります」と言葉少なに語り、球場を後にした。 試合前時点での打率2割8分2厘、8本塁打、21打点はいずれもチームトップだ。しかし、5月に入ると調子を落とし、月間打率はこれで2割3分台。首をかしげてベンチに下がることも少なくない。打撃練習では様々な角度からトスを上げてもらったり、普段はあまり行わないロングティーで打ち込んだりするなど、きっかけをつかもうと必死な姿がある。 初めて4番に座った2018年から、けがも不調も何度も訪れた壁を乗り越え、球界屈指の大砲になってきた。「実際に肌で感じた部分を次に生かしてもらうしかない」。村田総合コーチが対ビーズリーに向けて奮起を促したこの言葉に、次戦はきっと岡本和が打線を代表して反応してくれるはずだ。(浜口真実)

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