奈良市は、名阪国道の道の駅「針テラス」(針町)について、再整備計画を提案する事業協力者の募集を始めた。整備する新施設は2030年春のオープンを予定し、市は空きテナントの目立つ老朽化した施設の刷新で、新たなにぎわいづくりにつなげたい考えだ。(浜井孝幸)
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再整備される道の駅「針テラス」(奈良市で) 針テラスは、名阪国道針インターチェンジに併設され、観光や地域振興の拠点として01年に開業。約6万6000平方メートルの敷地に、飲食店や売店、入浴施設、約500台分の駐車場などを備える。市によると、23年度は約130万台の車両が利用したという。
再整備するのは、入浴施設「はり温泉らんど」を除く約5万7000平方メートル。フードコートや土産物店が入る北館、コンビニエンスストアや飲食店がある南館、駐車場などを対象にする。 再整備では、市所有の土地を事業者に貸し、事業者は改修や建て替えなど、新施設を整備して管理・運営も担う。市には、借地料として少なくとも年間約1800万円が入る見込みだ。 針テラスでは、過去に土地の使用料や所有権を巡るトラブルが続いたことや、再整備を見据えてテナントの新規入居を抑制していたことから、空き店舗が目立つ状況が続くが、22年に関連訴訟の和解が成立。再整備に向けて動き出した。 6月24日まで事業協力者の参加表明を募り、審査を経て今年秋頃に選定。25年度にかけて、市と事業者が駐車場などを所有する国とも協議しながら、正式な再整備計画を策定する。事業協力者が原則、再整備事業者として整備を進め、30年4月の供用開始を目指す。 市担当者は過去のトラブルを踏まえて「事業者の規模などをきちんとチェックしていく」とし、「地域経済活性化の核となる施設にしたい」と話している。
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