中日4―2巨人(セ・リーグ=22日)――中日が逆転勝ち。2点を追う六回、細川の適時打とカリステの2点二塁打で3点を奪った。6回2失点の小笠原は4月9日以来の白星。巨人は今季ワーストの4連敗。◇
6回2死1、2塁、カリステに逆転の2点2塁打を許した堀田(手前)(22日)=帖地洸平撮影 巨人・丸が放った先頭打者本塁打の興奮も、通算450二塁打を記録した坂本への祝福ムードも、一気にしぼんだ。好投していた先発の堀田が突如、制球を乱し、中日打線につかまった。
2点リードで迎えた六回は、簡単に二死を取った。田中に対して1ストライクの後、直球が4球続けてボールで四球を与えると、福永もフルカウントの末に歩かせ、一、二塁。続く4番細川に甘くなった初球のカットボールを左前打とされ、差は1点に縮まった。 救援陣への交代も想定される局面で、ベンチの阿部監督は微動だにしなかった。「自分で四球を出したんだからね。あそこで代えて、楽をさせたくなかった」。試合前時点で防御率0・74、先発で2連勝中だった堀田の踏ん張りにかけた。しかし、5番カリステに外寄りの速球を右翼フェンス直撃の2点二塁打とされ、逆転された。 阿部監督は「先発の責任は重い」と言う。1週間に1度、チームの勝敗を背負ってマウンドに上がる投手への敬意を払い、簡単に交代することを良しとはしない。六回の続投は、23歳右腕の更なる成長に期待を込めたメッセージでもある。指揮官は「代えなかった僕が悪い」とした上で、「いい勉強になったと思う」とレベルアップを促した。 続投を意気に感じていた堀田は77球で降板すると、唇をかみ、ダッグアウトでうなだれた。「何とか1点に抑えたいという気持ちだったけど、実力不足。しっかり反省をして、次は絶対に結果を出せるようにしたい」。試練を乗り越えた先に、信頼は築かれていく。(平山一有)
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