辺りを警戒しながらケージを出るツシマヤマネコの「ひかり」(2024年4月)辺りを警戒しながらケージを出るツシマヤマネコの「ひかり」(2024年4月)
 環境省対馬自然保護官事務所厳原事務室(長崎県対馬市)は21日、4月に山林内に放したツシマヤマネコの「ひかり」(雄)が死んだと発表した。岡山理科大で調べたところ、急性胃拡張から
嘔吐(おうと)
を引き起こし、窒息死したと推察される。

 今月18日未明、対馬市上県町
久原(くばら)
の倉庫内で衰弱しているのを住民が発見。同省対馬野生生物保護センターが収容した時には死んでいた。簡易の病理解剖では口内に釣り針が確認されたが、死因は特定できなかった。
 ひかりは昨年7月、負傷しているところを保護された。同省のツシマヤマネコ野生順化ステーションで訓練を受け、4月22日に保護された付近の山林に放されていた。

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