94歳で死去したブライダルファッションデザイナーの桂由美さん。福井県若狭町では35年前から桂さんのドレスが生産され、展示施設も2年前に開館するなどゆかりがあり、悼む声が上がった。
桂由美さん「たくさんの人が幸せになってほしい」…「軍国少女」の戦争体験、ブライダルの世界へ
自身がデザインしたウェディングドレスを見つめる桂由美さん(2020年7月)=鈴木竜三撮影 1989年、同町内に桂さんのドレスを生産する施設「アルファブランカST」が完成。現在もドレスを作っている。2022年には桂さんのウェディングドレスを集めた施設「YUMI KATSURA MUSEUM WAKASA(ユミ カツラ ミュージアム ワカサ)」が開館。観光名所にもなっている。
アルファブランカSTで働く卒業生が多いという県立美方高(若狭町)では昨年7月、結婚を総合的に学ぶ生活情報科の生徒約80人に桂さんが講義をした。
桂さんが福井県立美方高に贈ったサイン入りの書籍 当時3年生として出席した生徒(19)は「桂先生は年齢を感じさせないエネルギッシュな様子で、『まだやりたいことがある』と話していたのが印象に残っている。まだ聞きたいことがあったのに……」と残念がった。 同高の北村徹校長は「気さくに生徒と記念撮影や握手をした様子が目に焼きついている」と話した。
昨年春に敦賀市内で開かれたミニブライダルショーなどにも登場した。敦賀観光協会の池田裕太郎会長は「日本海と桜を気に入って『また来たい』と楽しみにしていた。急な
訃報(ふほう)
に驚いている」と語った。
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