【ドーハ=林田晴樹】サッカー男子のパリ五輪最終予選を兼ねたU―23(23歳以下)アジア杯は19日、1次リーグB組の第2戦が行われ、日本はアラブ首長国連邦(UAE)に2―0で快勝した。2連勝で最終戦を残して同組2位以内が確定し、準々決勝進出が決まった。日本は27分、DF木村(鳥栖)のゴールで先制。66分にMF川崎(京都)が追加点を挙げた。韓国は中国を2―0で破って勝ち点6とし、1次リーグ突破を決めた。日本は22日、韓国と1次リーグ最終戦を戦う。27分、先制ゴールを決め喜ぶ木村(中央)(19日)=松本拓也撮影27分、先制ゴールを決め喜ぶ木村(中央)(19日)=松本拓也撮影 16日の中国戦から、大岩監督は先発を7人入れ替えた。「信頼できる選手たちを(メンバーに)呼んだつもり。自信を持って送り出した」という指揮官の信頼に、スタメンで起用された選手たちが見事に応えた。

 まずは、初戦は味方が退場処分となった後にピッチに入った木村。27分、CKの流れから、右クロスを打点の高いヘディングで押し込んだ。66分にはDF大畑(浦和)の左クロスを、ゴール前の近いサイドに飛び込んだ川崎が頭で合わせた。今大会初出場、初先発だった2人の連係で追加点を奪った。 大岩監督は様々な選手の組み合わせを試しながら、特定の選手に頼らないチーム作りを進めてきた。2戦連続先発のMF山本(シントトロイデン)は「誰が出ても同じサッカーができるのが強み。積み上げたものを出せた」と胸を張った。 中国戦から中2日で迎えるこの試合に向け、控えだった選手たちは先発を狙い、目をぎらつかせていた。1次リーグ最終戦に向けても、川崎は「点を取ったからこそ、次ももう一ついいプレーをするぞという高いモチベーションで臨む」と鼻息が荒い。活発な競争によるチームの成長が、五輪切符の獲得、そして、本大会での躍進につながっていく。(林田晴樹)16日の中国戦でレッドカードを受け退場する西尾(中央)16日の中国戦でレッドカードを受け退場する西尾(中央) 日本サッカー協会は19日、U―23アジア杯1次リーグの中国戦で、振り上げた腕が相手選手に当たり一発退場となったDF西尾(C大阪)が、アジア・サッカー連盟から3試合の出場停止処分を科されたことを明らかにした。準々決勝までが対象となる。C組ではサウジアラビアが2連勝 1次リーグC組も19日に第2戦が行われ、サウジアラビアがタイに5―0で大勝し、2連勝とした。イラクはタジキスタンとの打ち合いを4―2で制した。

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