対局に勝利し、本戦入りと1組復帰を決めた佐々木八段=吉田祐也撮影
竜王戦2組ランキング戦準決勝・佐々木勇気八段-八代弥七段戦は佐々木八段が103手で勝利しました。2組決勝に駒を進めた佐々木八段は本戦入りを決めました。
激しい攻め合いで読み勝った高野六段、最後は冷静に玉を逃がして白星つかむ<4組・石井健太郎七段-高野智史六段>
本局は振り駒で佐々木八段が先手番となりました。後手の八代七段は力戦を志向し、相掛かりに分類される戦いに。佐々木八段は歩得した3筋で▲3六歩と味良く伸ばし、右桂を使う準備をしました。八代七段は△7三角と転じ、受けに回る姿勢です。中盤は先手の攻めvs後手の受けと、互いの棋風が色濃く出た流れになりました。
防御網を突破され、敗れた八代七段(右) 夕食休憩明け、佐々木八段は駒音を立てて▲2三歩と打ちました。観戦した広瀬章人九段は「桂馬が使えそうで、先手の攻めが続きそうです。後手の受け方が悩ましい」と話しました。八代七段は△6四角と渋い受けを披露しましたが、攻めに明るい佐々木八段は▲2五桂と跳ね、ジリジリと後手陣を削りにかかりました。 温泉水を口にしながら終盤で読みふけった佐々木八段。八代七段は栄養補給をするなどして粘りの姿勢でしたが、△3五馬と飛車を取りに行った手が淡泊だったか、佐々木八段は悠々と▲2三歩成を実現し、後手玉を寄せ切りました。2組決勝進出により、佐々木八段は1組復帰も決めました。(吉田祐也)










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