日本銀行の野口旭審議委員は18日、佐賀市内で講演し、今後の金融政策について「政策金利の段階的な引き上げ、国債購入額の調整を通じたバランスシート調整などが、情勢を慎重に見極めつつ行われることになる」と述べた。追加利上げに関しては「他の主要中央銀行とは比較にならないほどゆっくりしたものになる」との見方を示した。
借入金利0・1%引き上げ、企業の8割「受け入れる」…政策金利上昇で「多くの企業が織り込んでいる」
日本銀行本店 日銀は3月、マイナス金利政策の解除を決めたが、野口氏は反対票を投じた。理由について「サービス価格の上昇や中小企業における価格転嫁の進展をより慎重に見極める」ことが必要だったと指摘した。
野口氏は、物価安定目標について「賃金から物価への波及の強さはまだ十分ではなく、基調的な物価上昇率もまだ2%に達していない」との見解も示した。
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