2025年大阪・関西万博で参加国が自前で建てる「タイプA」の海外パビリオンが、当初予定の60か国から40か国程度に減ることについて、大阪府の吉村洋文知事は16日、「タイプAが多いに越したことはないが、それぞれの国に事情もある」と述べ、予定変更に理解を示した。

 タイプAは「万博の華」と呼ばれ、15日時点で36か国の施工業者が決まっている。残る国のうち一部は、日本国際博覧会協会が建設を代行する簡易型の「タイプX」に移行を決めるなどしたが、引き続きタイプAを希望する17か国は施工業者が見つからない状況が続いている。
 吉村氏は府庁で記者団に「現実を考えた時に無理なものをずっと続けるのは違う」とした上で、「40程度あれば、会場内で個性豊かなパビリオンが立ち並ぶ」と強調。開幕まで1年となった現状で見通しが立たない国にタイプXなどへの移行を促す必要性に言及した。

Share.