【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領は10日、日米首脳会談後の記者会見で、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画を巡り、「私は米国の労働者に対する約束を守る」と述べ、消極的な姿勢を改めて示した。
10日、米ホワイトハウスで、記者会見を行うバイデン大統領(右)と岸田首相=ロイター 全米鉄鋼労働組合(USW)が買収に反対しており、バイデン氏は3月、計画に懸念を示す声明を出した。11月の大統領選で労働者の支持を取り付けるのが狙いで、USWもバイデン氏支持を打ち出していた。バイデン氏は会見で、買収計画を巡り「我々の同盟関係への責務を守る」とも発言し、日本側への一定の配慮もにじませた。
岸田首相は同じ会見で「両国にとって良い話し合いになることを期待している。法に基づき、適正に手続きが進められると考えている」と述べ、計画推進に期待を示した。
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