TBS NEWS DIG Powered by JNN

【写真で見る】「私が被害者だったかも」1000人集結 胸に貼られたシール

契機となったのは、2024年に起きたとされる集団性的暴行の訴え。
捜査や大学側の処分に対し、他大学も巻き込んだ全米規模の抗議運動へと発展しています。

なぜ事件から2年が経った今、怒りの声が爆発しているのでしょうか。

■「私が被害者だったかも」1000人集結 胸に貼られたシールの意味 

マンハッタンから車で4時間半。ニューヨーク州のイサカにあるコーネル大学は、アイビーリーグの一つに数えられる名門大学です。

10月5日、キャンパスに学生や教職員ら1000人以上が集まり、大学の対応に抗議しました。
学生たちが求めていたのは、大学の対応の検証と、関係した男子学生へのより厳しい処分。そして、コトリコフ学長の辞任です。

デモに参加した学生たちの胸には、「ジェーン・ドウ」と書かれたシールも。
「ジェーン・ドウ」とは、アメリカの裁判などで、女性の身元を守るために使われる仮名です。
今回、被害を訴えている女性も、裁判では「ジェーン・ドウ」として名前を伏せています。
学生たちは「I am Jane Doe」「私がジェーン・ドウだ」と掲げ、性被害を受けた女性への連帯を示しています。

「性被害は誰にでも起こり得ることです。私が被害者だったかもしれません。こうして声を上げることで、問題の大きさを示したいです」

胸に「Jane Doe」と書かれたシールを貼った学生の一人はこう話します。

なぜ、これほど多くの学生が大学に抗議しているのでしょうか。
問題となっているのは、2024年10月に起きたとされる事件とその後の対応です。

■「自分が餌のように感じた」 2年越しの訴訟で明かされた惨状 

女性の訴えによると、事件が起きたのは、2024年10月19日から20日。
当時コーネル大学の学生だった女性は友人に会うため「フラタニティ」の施設を訪問しました。
しかし、女性は酒や薬物を強要され、同意できる状態ではなかったにもかかわらず、7人の男子学生から数時間にわたって性的暴行を受けたといいます。

Share.