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【10月11日 KOREA WAVE】北朝鮮の金日成総合大学が、ロシア・シベリアのノボシビルスク国立大学に代表事務所を開設し、科学・教育協力を拡大することで合意した。北朝鮮の大学がロシアに代表事務所を設けるのは初めてとなる。
タス通信の10月8日の報道によると、両大学はノボシビルスク国立大学の敷地内に代表事務所を開設する協定を締結した。同大学の広報室は、2026年末までに本格的な運営を始める予定だと明らかにした。
協定は、ノボシビルスク国立大学のドミトリー・ピシュニー学長が9月末、金日成総合大学の創立80周年行事と北朝鮮・ロシア大学学長フォーラムに出席するため、平壌を訪問した際に締結された。
両国は9月29日に平壌で開かれた第2回大学学長フォーラムでも、学歴と学位を相互に認める政府間協定を結ぶなど、教育・学術分野の協力を広げている。
ノボシビルスク国立大学の広報室は、代表事務所の主な目的について、同大学とロシア科学アカデミー・シベリア支部傘下の研究所、金日成総合大学の間で科学・教育協力を進めることだと説明した。
金日成総合大学の教員が近くロシアを訪れ、学生に朝鮮語を教えることも見込んでいる。大学内に朝鮮語講座を設け、希望者に北朝鮮の歴史や文化、伝統を紹介する計画だ。
同大学のエフゲニー・サガイダク教育輸出局長によると、優先する協力事業は両大学の学生交流と、北朝鮮の若手科学者を対象とした研究研修となる。研修はノボシビルスク国立大学やロシア科学アカデミー・シベリア支部傘下の研究所で実施する。
共同研究の重点分野には、化学、物理学、数学、情報技術(IT)、新素材を選んだ。
サガイダク氏は「経験の交換、学生教育、共同研究に発展の可能性を見ている」と述べ、研究成果を共有し、互いの経験から学びながら専門人材を育成すると説明した。
さらに、こうした交流が学術的な結び付きを強め、両国の学生や科学者の活動領域を広げる契機になるとの見通しを示した。
金日成総合大学は1946年10月に平壌で設立された北朝鮮初の大学で、同国を代表するエリート養成機関だ。先代のキム・ジョンイル(金正日)総書記をはじめ、党・政府・軍の主要幹部を輩出し、政治、経済、科学技術分野の高度人材を育成している。10月1日に創立80周年を迎えた。
ノボシビルスク国立大学は1959年、シベリアの科学都市アカデムゴロドクに設立された研究中心の大学だ。ロシア科学アカデミー・シベリア支部傘下の研究所と密接に連携し、物理学、数学、化学、生命科学などの基礎科学や先端技術研究で高い競争力を持つと評価されている。
モスクワ国立大学、サンクトペテルブルク国立大学と並び、ロシアを代表する名門大学の一つに数えられる。
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