→【画像】メキシコから世界展開!日産の350馬力超えPHEVトラック「フロンティア プロ/ナバラ プロ」が圧倒的すぎる!
日産自動車は、新世代のピックアップトラックとなる新型「フロンティア プロ」「ナバラ プロ」を、2026年10月のメキシコから順次世界市場に投入すると発表した。1934年の「ダットサン13型トラック」から続く日産のピックアップトラック伝統の血統を受け継ぎつつ、中国の最新電動化技術と融合を果たしたグローバル戦略車として成長戦略をさらに強化していく構えだ。
●文:月刊自家用車編集部(奥津) ●写真:日産自動車
鄭州日産が開発・生産を主導する新たなグローバル戦略
「フロンティア プロ/ナバラ プロ」は中国の合弁会社、鄭州日産汽車有限公司が設計・開発・生産を担当。日産として初めて中国で開発・生産した車両をグローバル市場に投入するモデルとなる。日産が長年培ってきた技術や品質・耐久信頼性基準と、中国の持つ開発スピードや先端技術力を融合させることで、刻一刻と変化する市場ニーズへ迅速に対応する姿勢を示している。
また、中南米での本格展開に向けて、メキシコの過酷な道路環境や気候条件のもとで10万kmを超えるタフな走行評価が実施されており、加速性能や高地登坂性、操縦安定性、制動フィール、耐久性に至るまで入念なチューニングが施されている。
日産ミッドサイズ最大のボディが生み出す広大な室内空間と上質インテリア
ボディサイズは、全長5,494mm×全幅1,960mm×全高1,945mm、ホイールベースは3,300mmに達する。日産のミッドサイズ・ピックアップラインアップの中でも最大級の大きさだ。この余裕あるパッケージングにより、広々とした室内空間を確保するとともに、後席ドアは最大90度まで開く設計とされ、乗降性の高さにも配慮されている。
―― 全長は約5.5mとかなり迫力のあるサイズ感となっている。
インテリアは従来のトラックの概念を大きく変える上質さ。ダッシュボード中央には14.6インチの大型センターディスプレイとデジタルメーターを配し、先進的な操作感を実現している。さらに遮音ガラスや防音材を各所に配置することで、エンジン音やロードノイズ、風切り音を大幅に低減し、静粛性に優れた室内環境を作り上げた。
―― 大型ディスプレイが目を引く。
グレード体系は「LE」と「Platinum」の2種類を用意。上級のPlatinumには電動サイドステップやFOCAL製プレミアムオーディオシステム、さらには運転席マッサージ機能付まで備わる。ラグジュアリーSUVにも匹敵する快適空間となっている。
―― ピックアップトラックとは思えないくらい豪華なインテリアだ。
システム出力350馬力を発揮する新開発PHEVと高い悪路走破性
注目のパワートレインには、市場のニーズに応じた複数のラインナップが用意されているが、主軸となるのは新開発のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルだ。
―― PHEVモデルには、車載バッテリーの電力を外部機器へ給電できるV2L(Vehicle to Load)機能を搭載しているため、アウトドアや災害時の非常用電源として重宝する。
1.5ℓターボエンジンに高出力電動モーターと20kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、システム最高出力350馬力(257kW)、最大トルク660Nmという強大なパワーを発揮し、モーター特有の力強く滑らかな加速に加え、最大75kmのEV走行距離と、ガソリン併用で約1,000kmにおよぶ総航続距離を達成しており、日常の移動から長距離ドライブまでストレスなくカバーしてくれる。
もちろんピックアップトラックとしての実用性能や悪路走破性にも妥協はない。
リヤデフロック機構を備えた4WDシステムと232mmの最低地上高を確保しながら、最大牽引能力3.5トン、最大積載能力815kgというタフな性能を実現し、リヤサスペンションにはマルチリンク式を採用することで、重荷重に耐える実用性と日常での快適な乗り心地をハイレベルで両立させている。
