フランス農業省が7日発表した2026年のワイン生産量予測は上方修正されたものの、猛暑と干ばつの影響で今世紀最低となる見通しだ。
世界第2位のワイン生産国であるフランスの生産量は3490万ヘクトリットルになる見込み。9月時点の予測の3390万ヘクトリットルから引き上げられた。最大の産地ラングドック・ルシヨン地方の収量が予想を上回ったことが理由。
ただ、修正後の予測でも、不作だった25年を2%下回る。21─25年の平均と比べると14%減少する見込みだ。
農業省は報告書で「この減少は、ブドウ畑の面積縮小と、干ばつや夏の猛暑による収量低下の両方に起因する」と説明した。
その上で「産地間の格差は依然として大きい。大幅な減少に見舞われている地域がある一方、前年を上回る収量を記録している地域もある」とした。
ラングドック・ルシヨン地方では夏の終わりの降雨で生産状況が改善し、現在は過去5年平均を2%上回ると予測されている。
シャンパーニュ地方では9月初めごろに収穫が終わり、終了時期としては過去最も早かった。霜やひょう、干ばつ、暑さの影響で、生産量は25年と過去5年平均のいずれと比べても半減した。
1ヘクトリットルは100リットル(標準的なワインボトル133本分)に相当する。
[ロイター]
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