
仏パリのルーブル美術館で、イタリアの芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチによる絵画「モナ・リザ」を鑑賞する来館者(2026年7月22日撮影)。(c)Lou BENOIST/AFP
【AFP=時事】フランス・パリのルーブル美術館内にあるレオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」の展示室の壁に別の絵2枚を貼り付けたとして、ドイツ人の男2人が19日、逮捕された。警察が明らかにした。
2人は、ダビンチの傑作を一目見ようと大勢の訪問客が詰めかける展示室で、縦30センチ、横40センチの絵2枚を粘着テープを使って壁に貼り付けた。
1枚の絵には、逮捕された男2人のうち1人が鎧を着ている姿で描かれており、もう1枚にはこの男2人と女性1人の肖像が描かれていた。
美術館の警備員が2人の身柄を確保して警察に通報。警察は壁を軽微に損壊した疑いで2人を逮捕した。警察の取り調べに対し、2人は「面白半分でやった」と供述している。
警察当局によると、美術館側が正式な被害届を提出し次第、2人は出廷を命じられるという。
モナリザの絵画には、今回の事件による被害はなかった。同作品は、頑丈な保護ガラスで覆われている。
フランス国内の美術館や画廊では盗難事件が相次いでおり、美術館側は普段以上に警戒を強めている。ルーブル美術館も昨年10月、白昼堂々の窃盗事件が起き、宝飾品8点が盗まれた。
この事件では、容疑者4人が逮捕されたものの、フランス捜査当局による大規模な捜索にもかかわらず、盗まれた品々は依然として回収されていない。
【翻訳編集】AFPBB News
