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イタリア全土を知るシェフが、現地で親しまれるボリューム感や味わいを大切にした料理を届ける『il Pumo(イル・プーモ)』(西宮市)。昼にしか味わえない評判の前菜があると聞き、ランチを取材しました。

イタリア全土の味がここに!?西宮にある『il Pumo(イル・プーモ)』の圧巻ランチ [画像]

JR甲子園口駅から徒歩約6分。甲子園口ほんわか商店街を歩いていくとお店が見えてきます。

右端には、焼きたてパンが♪ 右端には、焼きたてパンが♪

扉の先に広がるのは、南イタリア・プーリアをイメージした温かみのある空間。店内には焼きたてのパンも並び、食事への期待が膨らみます。

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「ランチセット」1,500円(税込)~ ※パスタまたはメインのチョイスにより価格が異なります(パスタ 岩手産岩中ポークミンチと丹波産鶏ミンチ・青菜のラグービアンコ) 「ランチセット」1,500円(税込)~ ※パスタまたはメインのチョイスにより価格が異なります
(パスタ 岩手産岩中ポークミンチと丹波産鶏ミンチ・青菜のラグービアンコ)

スープ、自家製パン、前菜盛り合わせに、パスタまたはメイン料理が付くランチセット。

写真で予習していたにもかかわらず、実物を前にするとその迫力は想像以上。特に目を奪われたのが、やはり大きなお皿いっぱいに料理が並ぶ前菜盛り合わせです。

イタリア全土の味がここに!?西宮にある『il Pumo(イル・プーモ)』の圧巻ランチ [画像]

肉料理やオムレツ、フライに、旬の野菜を使った煮込みや揚げ物など、その日の料理が彩り豊かに並びます。

このたっぷりとしたボリュームは、オーナーシェフが現地で親しんできた食事のスタイルを大切にしているからこそ。しかも、この前菜盛り合わせを味わえるのはランチタイムだけです!!

メイン「明石産サワラと旬野菜のロースト」セットをチョイス(+770円) メイン「明石産サワラと旬野菜のロースト」セットをチョイス(+770円)

前菜だけでもかなりの満足感ですが、今回はメインをチョイス。ふっくらとしたサワラになめらかなマッシュポテトを絡めると、口当たりはまろやか。焼き野菜と合わせれば、ひと口ごとに食感や風味も変わります。

野菜は旬のものを中心に、魚介は明石浦漁港の仲卸「つる一」から仕入れるものも。その日の食材から料理を組み立てるため、メニューは随時変わります。パンをはじめ、ハムやピクルス、マヨネーズなど、自家製のものが多いのも特徴です。

「自家製チーズケーキ」440円(税込) 「自家製チーズケーキ」440円(税込)

前菜を見た時には「こんなに食べ切れるかな」と思い、メインが運ばれてきた時には、そのボリュームにもう一度驚かされ、それでも食後には、自家製と聞いて気になっていたオリジナルチーズケーキまで注文しました。振り返れば、結局すべてきれいに完食。

オーナーシェフによると、初めて訪れる人は料理の量に驚くものの、再訪する頃にはこのボリュームを楽しみに訪れ、なかには大盛りを注文するようになる人もいるのだとか。

実際に味わった後では、その話にも納得します。最初は量に圧倒されたはずなのに、さまざまな料理を味わっているうちに、いつの間にか食事そのものを楽しんでいました。

オーナーシェフ 仁井康博さん オーナーシェフ 仁井康博さん

この料理を手がけるオーナーシェフ・仁井さんは、奥様とともに約4年半イタリア各地を巡り、料理や食文化を学んできました。さらに現在も家族で年に一度ほど現地へ足を運んでいるそうです。

同じ食材でも、地方が変われば調理法も味わいも変わる。各地で実際に食べて知った経験があるからこそ、一つの食材からさまざまな料理が生まれます。さらに今も現地で新しい味や食文化に触れるたび、仁井さんの中にある“イタリア料理の引き出し”は増え続けています。

一人でも気軽に食事を楽しんでほしいとの思いから、ランチには一律の時間制も設けていません。料理だけでなく、食卓で過ごす時間までゆったり楽しむ。そんなところにも、夫妻が現地で親しんできた食文化が息づいています。

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手前の棚の上には、、イタリアで厳選して買い付けたグラッパがずらり。10種類以上が並びます 手前の棚の上には、、イタリアで厳選して買い付けたグラッパがずらり。10種類以上が並びます

店内でもうひとつ目を引くのが、グラッパ。夫妻が毎年イタリアを訪れる際には、現地で自ら探して買い付けてくるそうで、なかにはこれを目当てに訪れる人もいるのだとか。

夜はさらに、コース料理ではなく、イタリア各地の郷土料理がアラカルトで登場。ワインやチーズ、グラッパとともに、仁井さんが各地で培った料理の世界がより深く広がります。

今回のランチで触れたのは、『イル・プーモ』が持つイタリアの世界の、まだほんの一部。圧巻のランチから始まった興味は、帰る頃には地方料理とワインをじっくり味わう夜へと広がっていました。

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