日本人として初めて「トロペア映画祭栄誉賞」を受賞した水谷豊監督(C)TrysomeBros.
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 俳優で映画監督も務める水谷豊(74)が、イタリア・カラブリア州トロペアで開催される「第4回トロペア映画祭」で、日本人初となる「トロペア映画祭栄誉賞」を受賞することが決まった。最新監督作「Piccola felicita(ピッコラ・フェリチタ)~小さな幸せ~」も特別招待作品として上映される。水谷は「とても誇り」と喜びいっぱいのコメントを寄せた。

 映画「Piccola felicita」は水谷にとって4作目の監督作品。監督に加え、企画、脚本、プロデュース、主演の1人5役を務めた。作品では「ART(アート)」をテーマに掲げ、「すべてのショットが、壁に飾りたくなるような美しさ」を目指したという。人生の岐路に立つ人々を描く4つの物語で構成され、池谷のぶえ、菜葉菜、河相我聞、趣里、橋本淳らが出演している。

 今回の栄誉賞は、長年にわたる水谷の芸術活動と映像文化への貢献をたたえたもの。水谷は1960年代半ばに俳優として活動を始め、映画やテレビで数々の作品に出演。2017年には「TAP -THE LAST SHOW-」で長編映画監督デビューを果たし、以降も「轢き逃げ-最高の最悪な日-」(19年)、「太陽とボレロ」(22年)などを手がけてきた。

 水谷は受賞決定を受けて「今、僕に何と幸せなことが起きているのでしょう。国を超えて思いが届くことの素晴らしさ、しかもそれが僕の大好きなイタリア。この感動はとても言葉で表現出来るものではありません。心からの喜びと深い感謝と尊敬の念をこめて、ご招待をお受けさせて頂きます。」と喜びを表現。

 さらに「僕はたくさんのイタリア映画に影響を受けてきました。長い間、映像の世界でやってこれた理由のひとつが、イタリア映画の影響です」と明かし、「そのイタリアのトロペア映画祭で僕の新作映画『Piccola felicita~小さな幸せ~』が特別招待作品として、イタリアの皆さんに観てもらえることを、とても誇りに思っております」とコメント。「トロペアはイタリアで最も美しい街に選出されたこともあると聞いております。歴史、芸術、文化、自然、トロペアの人々。近々それらに触れることが出来ると思うだけで、今から心地よい興奮に包まれています。トロペア映画祭の開催を、心より楽しみにしております」と期待を寄せた。

 映画祭は現地時間の9月20~26日に開催。最終日の26日には、同作の特別上映と栄誉賞の授賞式が予定されており、水谷は公式ゲストとして出席する。特別上映は午前10時30分から午後1時、栄誉賞の授賞式は午後8時から予定されている。

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