2026年9月14日 20:40

県内で洋上風力に関わる人材育成が進む中、世界でも例のない訓練体制の実現に向けた船の起工式が行われました。
船は来年3月に完成予定で、長崎市高島沖での実践的な訓練に使われます。

佐世保市の沖新船舶工業で14日に行われた起工式には関係者ら25人が出席し、工事の安全と船の完成を願いました。
建造が始まったのは、洋上風力発電の作業員を海上の風車まで運ぶ洋上風力アクセス船=CTVです。
洋上風力の人材育成を進める日本財団のプロジェクトの一環で、佐世保市に本社を置く沖新船舶工業と協和機工が担当します。

(沖新船舶工業 津志田 正和 常務取締役)
「新エネルギーに対して国策として国が動いているので、その一端を担っていけることは大変うれしい」

県内で盛り上がりを見せている洋上風力の人材育成。
今年4月には長崎市の伊王島町に技術者を養成する技能訓練棟が完成し、トレーニングが行われています。

今回建造が始まった船は、長崎市の高島沖に設置される訓練用のタワーに作業員が乗り移る訓練などに使われますが、実際の海域での訓練環境の整備は世界で初めての試みだということです。
(沖新船舶工業 津志田 正和 常務取締役)
「今までにない船でもあるので、慎重かつ大胆に取り組んでいければ」
船は来年3月に完成、8月には訓練用のタワーも整備され、来年秋頃から外洋での訓練が始まる予定です。
最終更新日:2026年9月14日 20:40