新たにオープンした宮崎県の魅力を発信する拠点「Hinata Base」の内覧会に出席した河野俊嗣県知事=9月4日午後、宮崎市(西山諒撮影)

宮崎県は4日、県の魅力を発信する拠点「Hinata Base」(ひなたベース)をJR宮崎駅(宮崎市)に隣接する商業施設の1階に開いた。宮崎県内にある全38蔵元の焼酎が飲み比べできるほか、県にゆかりのあるアスリートのサイン入りグッズ展示や、神楽やスポーツといったVRコンテンツも楽しめる。来県者への「おもてなし」を図りつつ、観光誘客につなげることで、県の経済を活性化させる狙いがある。

宮崎焼酎を3杯500円で飲み比べできるAI活用「焼酎コンシェルジュ」

内覧会に出席した河野俊嗣県知事は「宮崎にはいろいろな宝があり、展示するスペースを作れないかという思いがあった。ずらっと並ぶ焼酎も面白い。なかなか見たことがないようなものもある。本当にワクワクする」とアピールした。

焼酎の飲み比べでは、専用のタブレットに好みを入力すると、AIを活用した「みやざき焼酎コンシェルジュ」が、おすすめの3本を提案するサービスが用意されている。気に入った焼酎を購入できるように、各蔵元が運営するネットショップの2次元コードが記された冊子も置かれている。焼酎は定期的に入れ替えが行われる。

飲み比べ用に宮崎県にある全38蔵元の焼酎が用意されているひなたフェス中止も「次に期待」

Hinata Baseは、来年宮崎で開催される国民スポーツ大会に向けて企画され、今月5、6日に予定されていた人気アイドルグループ、日向坂46のライブを中心とした大型イベント「ひなたフェス」に合わせてオープンした。台風24号の影響で中止となった同フェスは、4万人以上を動員する予定で、開業と同時に多くの集客を見込んでいた。

河野知事は「(ひなたフェスの中止は)残念な思いがあるが、既に宮崎に入っておられる方もいる。こうした情報発信をすることで、今回行けなかったけど、次は行ってみようといったことにもつながることを期待したい」と話した。

宮崎県ゆかりのアスリートのサイン入りユニホームなどを鑑賞する人たち。初日の来場者の多くは日向坂46のファンだった

Hinata Baseは、宮崎駅西口のKITENビル1階にあり入場無料。営業時間は午前10時から午後7時まで。焼酎は、1杯200円、3杯の飲み比べは500円となっている。宮崎でキャンプを行うスポーツチームのユニホームを着て撮影ができるコーナーや鵜戸神宮(日南市)の「運玉投げ」体験などは無料で楽しめる。(西山諒)

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