株式会社リクルートは8月21日、旅行情報月刊誌『北海道じゃらん』およびじゃらんムックシリーズ『じゃらんで旅する♪北海道』を、2027年3月発行をもって休刊すると発表した。
同社は「昨今のユーザー動向を含む社会の変化を受け止め」休刊を決定したと説明。約30年にわたって読者に親しまれてきた北海道の旅行情報誌が、その歴史に幕を下ろすことになる。
今後の旅行に関する情報発信および予約については、ウェブサイト・アプリ「じゃらん net」への集約が予定されている。
休刊の対象と時期
今回の休刊対象は2媒体。
1つ目は旅行情報月刊誌『北海道じゃらん』。2つ目はじゃらんムックシリーズとして刊行されてきた『じゃらんで旅する♪北海道』だ。
いずれも休刊となるのは2027年3月発行分をもってとなっており、それが最後の刊行号となる。
「社会の変化」を理由に挙げたリクルート
リクルートは休刊の理由について、「昨今のユーザー動向を含む社会の変化を受け止め」と説明した。
具体的な詳細については明らかにされていないが、同社はこの社会の変化を踏まえた判断として、紙媒体の2誌を休刊し、デジタルへの一本化を進める方針を明確にした。
情報発信は「じゃらん net」に集約
休刊後の旅行情報の発信および旅行予約については、ウェブサイト・アプリの「じゃらん net」に集約するとしている。
同社は「読者のライフスタイルに寄り添ったサービスのさらなる強化をしてまいります」とコメントしており、デジタルプラットフォームを軸にしたサービス展開を継続する姿勢を示した。
また、旅行に関する情報発信については「じゃらん net」だけにとどまらず、旅行情報サイト「じゃらんニュース」およびじゃらん公式SNSも活用していくという。
約30年間の歴史
リクルートは発表の中で、「約30年間にわたり、多大なるご愛顧をいただき、心より御礼申し上げます」と読者への感謝を述べた。
約30年という長きにわたって、北海道の旅行情報を月刊誌というかたちで読者に届け続けてきた『北海道じゃらん』。その歴史が2027年3月号をもって終わることになる。
リクルートグループについて
株式会社リクルートの本社は東京都千代田区。代表取締役社長は牛田圭一氏だ。
1960年の創業以来、リクルートグループは就職・結婚・進学・住宅・自動車・旅行・飲食・美容などの領域において、一人ひとりのライフスタイルに応じたより最適な選択肢を提供してきた。
現在は、HRテクノロジー、人材派遣、マーケティング・マッチング・テクノロジーの3事業を軸に、60を超える国・地域で事業を展開している。
同グループは「新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現に向けて、より多くの『まだ、ここにない、出会い。』を提供していきます」としている。
発表の概要まとめ
今回の発表内容を整理すると、以下の通りだ。
休刊媒体:旅行情報月刊誌『北海道じゃらん』、じゃらんムックシリーズ『じゃらんで旅する♪北海道』
休刊時期:2027年3月発行をもって休刊
休刊理由:昨今のユーザー動向を含む社会の変化
今後の方針:旅行情報の発信および予約をウェブサイト・アプリ「じゃらん net」に集約
情報発信の継続媒体:旅行情報サイト「じゃらんニュース」、じゃらん公式SNS