2026.08.27 情報提供:PR TIMES
プレスリリース
リリース発行企業:80831
80831
「おおさかアグリイノベーショングランプリ」最優秀賞を受賞した規格外野菜の缶詰「Vege-Can」。クラウドファンディングでも支援137人・達成率285%を記録し、8月31日”野菜の日”に発売します。

Vege-Can商品
ラタトゥイユ(イメージ)
大阪府八尾市を拠点に地域の農産物・加工品の販売を手がける80831(ヤオヤサイ、代表:藤原亮介)は、規格外野菜を活用した野菜料理の缶詰「Vege-Can(ベジカン)」を、8月31日”野菜の日”(防災の日の前日)に正式発売します。
本商品は、地域の生産者の規格外野菜を使用し、イタリアンレストラン「オステリア・ベッカフィーコ」(大阪府藤井寺市)によるレシピ監修と、障がい者就労支援施設「しきファーム」(大阪府八尾市)での製造による、生産者・飲食店・福祉施設との四者連携モデルによって実現しました。
あわせて本取り組みは、2026年2月3日に大阪府及び関係機関主催で開催された「第5回おおさかアグリイノベーショングランプリ」ファイナルにおいて、最優秀賞(グランプリ)を受賞しています。
災害時に見落とされがちな「野菜不足」という課題
阪神・淡路大震災の避難所を対象にした調査では、被災者がもっとも求めた食品群は「野菜類」(34.4%)であったと報告されています(出典:奥田和子「震災下の食 阪神・淡路大震災における避難所での調査」)。
避難所での食事は炭水化物中心になりがちで、野菜不足による栄養バランスの偏りに加え、温かく美味しい食事が被災者の心の支えになるという側面も指摘されています。

平成28年熊本地震を経験した被災者からも、「避難所の食事は毎日炭水化物ばかりでつらかった。野菜を食べたかったが手に入らなかった。」という声を聞きました。
もうひとつの課題:規格外野菜という農業の構造問題
一方、農業の現場では、形やサイズが規格に合わないというだけの理由で市場価格が正規品の1/3から1/10まで下落してしまう「規格外野菜」の存在が、農家の収益を圧迫する構造的な課題となっています。17年間大阪府農業普及指導員として新規就農者支援や産地づくりに携わってきた代表・藤原が、築いてきた生産者との信頼関係をベースに、この規格外野菜を活用して新たな価値と需要を創出する商品開発に取り組みました。

「Vege-Can」が実現する3つのCan
Vege-Canは、次の3つの”Can”をコンセプトに開発された、野菜料理の缶詰です。
常温で3年間の保存が可能で、加熱不要でそのまま食べられます。湯煎で温めると、より一層風味が引き立ちます。
規格外・未利用野菜を積極的に活用し、生産現場のフードロス削減に貢献します。
地域の農家や農福連携の取り組みを商品を通じて伝え、農業の価値を届けます。
ラインナップは季節に応じた5種類で、すべて第三者機関による検査を経て、賞味期限3年を実現しています。
– ミネストローネスープ(サンマルツァーノ種の旨みを生かした味/冬)
– ラタトゥイユ(夏野菜の甘みとフレッシュ感/夏)
– さつまいもとかぼちゃの軽い煮込み(さつまいもの甘みとバターナッツのクリーミーさ)
– 河内一寸空豆と碓井豌豆のリゾット風(なにわの伝統野菜を使用、季節限定のやさしい甘み/春)
– コーンポタージュスープ(収穫後すぐのコーンの甘さ)

ミネストローネスープ
ラタトゥイユ

さつまいもとかぼちゃの軽い煮込み
河内一寸空豆と碓井豌豆のリゾット風
コーンポタージュスープ
商品コンセプトの軸には「フェイズフリー」という考え方を据えています。
防災食ではありますが、日常と非常時の区別をなくし、日頃から食べていただくことで災害時にも抵抗なく食べていただける商品として考えています。
対外的な評価:グランプリ受賞とクラウドファンディングでの反響
Vege-Canの取り組みは、2026年2月3日、大阪府農の成長産業化推進会議(大阪府・JA大阪中央会などで構成)が主催する「第5回おおさかアグリイノベーショングランプリ」ファイナルにおいて最優秀賞(グランプリ)を受賞しました。同ファイナルは応募27件の中から選ばれた7件による公開プレゼンテーション形式で審査され、受賞テーマは「農業の価値を引き出す缶詰革命。未利用野菜でつくる”売れる非常食”」。副賞として大和リース株式会社提供の実現資金100万円を獲得しています。

審査講評では、自社のビジネスにとどまらず地域全体が豊かになる発想が取り込まれている点や、防災食としての美味しさ、高めの販売価格が生産者へ還元する原資であることについて、高い評価が寄せられました。
また、2026年1月31日から3月15日にはクラウドファンディングを実施し、目標金額50万円に対し支援者137名・支援総額142.7万円(達成率285%)を集めました。その後も展示商談会・マルシェなど延べ11件のイベントで試食・サンプル提供を行いました。
その結果、産経新聞(2/25、3/2付)、読売新聞(4/27付)、日本農業新聞(2/4付)への掲載、ラジオ大阪への生出演、TOKYO FMへの出演など、多方面のメディアで取り上げられています。
四者連携による品質へのこだわり
Vege-Canは、以下の四者連携によって開発・製造されています。
原材料の提供:府内農業者
レシピ開発・監修:オステリア・ベッカフィーコ(藤井学シェフ)
製造:しきファーム(社会福祉法人恵生会、農福連携による障がい者就労支援施設)
企画・販売:80831

「素材の見た目や食感を大事にする」という藤井シェフの生産者に対するリスペクト及び料理に対するこだわりを追求したレシピ考案と、有名レストランのOEM製造にも実績のあるしきファームの高い技術により、高温殺菌下でも野菜本来の味わいを保つ工夫が凝らされています。
代表 藤原亮介コメント
Vege-Canは、日頃野菜の集荷に伺っている生産者と規格外品についての悩みを共有したことから始まりました。レストラン「オステリア・ベッカフィーコ」の藤井シェフ、しきファームの皆さんと幾度も試作を重ね、「日常の食事にも並ぶ、けれど災害時にも強い」商品を目指してきました。
開発は想像以上に苦労の連続でした。長期保存のための高温殺菌では野菜の食感や色を保つのが難しく、規格外の野菜は使えない部分も多く歩留まりも低い。ラタトゥイユやミネストローネのように多品目を使う商品では、それぞれの旬を合わせる難しさもありました。それでも走り切れたのは、関係者のチームワークと、クラウドファンディングなどで多くの方に支えていただいたおかげです。

本商品は、商品そのものを評価していただくことも大切ですが、それ以上に農業そのものを知っていただくきっかけにしていただきたいという思いから、野菜がもっとも美味しい旬の時期に製造した缶詰を、単品売りではなく、「旬の詰め合わせ」でお届けする形を基本にしていく予定です。
8月31日、”野菜の日”であり”防災の日”の前日にあたるこの日を、Vege-Canが「日常と非常時のあいだにある食」として社会に届く節目にしたいと考えています。
商品概要(一般向け)
– 商品名:Vege-Can(ベジカン)
– 販売開始日:2026年8月31日(月)”野菜の日”より
– 販売形態:個別フレーバーの単品販売ではなく、その時期にある野菜で作った缶詰を詰め合わせでお届けする「季節の詰め合わせセット」を基本形とします。もっとも美味しい旬の時期に採れた野菜を使用するため、季節ごとにお届け内容が変わります。
– 価格:Vege-Can 3缶ギフトセット 3,240円(税込)
– 購入方法:自社ECサイト「どっこい市場」(特設ランディングページ:https://80831.jp)
– お召し上がり方:常温でそのまま、または湯煎で温めるとより風味が引き立ちます。
– ご感想の投稿:Instagram(@dokkoishoww)にて「#VegeCan」のハッシュタグでの投稿を呼びかけています。寄せられた感想は今後の商品改良に活用します。
– 今後の展開:八尾市中小企業ショールーム「みせるばやお」での展示販売、八尾市ふるさと納税返礼品化を予定しています。


商品概要(法人・団体向け)
BCP対策(事業継続計画)としての備蓄、従業員の福利厚生、取引先へのギフトなど、法人・団体向けの活用を想定し、30缶入り1箱を基本単位として、注文数量に応じた価格を設定しています。
3缶入りギフトセットの法人向け展開もございます。商品構成は季節に応じて変わり、5種類の商品から数種類を詰め合わせてお届けします。
法人向け価格
1箱(30缶入り)
会社概要
– 会社名:80831(ヤオヤサイ)
– 代表者:藤原亮介
– 所在地:大阪府八尾市都塚北2丁目12
– 開業:2023年6月
– 事業内容:オーガニック農産物・無添加食品の個人向け宅配/移動販売・直売/飲食店向け販売/農業体験サービス/加工品販売
– URL:https://80831.jp
– お問い合わせ:TEL 0800-777-9831/Mail info@80831.jp
– ブランドタグライン:「地域で育て、地域で加工し、災害時に備える。」
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