日本代表DF菅原由勢、W杯ブラジル戦で勝てたかもと感じたワケ 「本当たらればしかないんですけど…」

日本代表DF菅原由勢、W杯ブラジル戦で勝てたかもと感じたワケ 「本当たらればしかないんですけど…」

日本代表は8大会連続でワールドカップに出場したものの、またしても決勝トーナメントで勝つことはできなかった。

王国ブラジル相手に先制したものの、逆転負けを喫して、涙を呑んだ。

終了間際の2失点目は、田中碧が深い位置でボールを失った後、右サイドバックの菅原由勢が絞り切れずに、ラストパスを通された。

その菅原は、テレビ東京の『FOOT BRAIN』に出演すると、ブラジル戦についてこのような思いを吐露していた。

「勝てた、勝てるように持っていけた試合でもあったし、こういう結果になることも十分あり得た試合だったっていう感想をいま持ってますね。

もちろん、前半1点とれて、ある程度前半は攻められながら、どちらかというと守備も僕らがコントロールしながらやれたと思うんで、そこに関してはすごい自信があった。

(後半は)ブラジルが相当シンプルにプレーしてきたというか、クロスを上げたりして、ヴィニシウス選手を(サイドに)張らして、1対1を作らして勝負させたりとかっていうのを変えてきた。

そのなかで、やっぱりちょっと後手に回ってたというか、本当に守るしか選択肢がなかった状況っていうのが、こういう結果になってしまったんじゃないのかなっていう思う部分あって」

「もし1-0で勝っていた状況で、ハーフタイム終わりに、15〜20分もう1回前から守備しに行こうと、俺らがここで引いて守るだけの姿勢じゃなくて、まだ攻めに行くぞと、2点目決めに行くぞっていうアグレッシブな姿勢を攻撃でも守備でも見せてたら、結果や内容だったりは変わってたんじゃないかなとか思ったりもしますし。

なんか本当たらればしかないんですけど、そういうのはめっちゃ頭に残りますね。

個人的にもやっぱり2失点目のシーンとかは、1日に5〜6回思い出すぐらい頭から離れないというか、やっぱ自分の目の前で点を決められたわけですし。

あの一瞬、1歩、1メートルっていうところのつめの甘さだったりとかっていうところは、自分にしか分からない感情だとは思うんですけど、ものすごい脳裏に残ってる…。

本当にいろんな感情があるというか、消化しきるには多分相当時間がかかるんだろうなっていう思いを今は持ってますね。

本当に選手だけじゃなくて、多分見てる方々も今の日本だったら本気でブラジルに勝てるなって多分思ってくれたとは思うんですよ。

でもそれって今おっしゃっていただいたように10年前とかだったら多分想像できないことだったと思う。

今そう思えてるってことは、間違いなく日本サッカーは強くなってるし、本当に歴史を作る一歩手前までに来てるっていうのは、僕ら選手たちはもうすぐそこっていうのは感じてると思います」

菅原が投入されたのは1-1の同点に追いつかれた後。

日本は前半に先制したものの、後半は引いた戦いになり、守備一辺倒になってしまった。後半も前半のようなアグレッシブさを続けていたら…という思いがあるようだ。

そして、失点シーンについては、自分の甘さが露呈したと感じており、トラウマのようになっているという。

その敗戦を糧にさらなる成長を見せてくれることに期待したい。

筆者:井上大輔(編集部)

画像提供:Getty Images

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