ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.19 13:37

社団法人「大韓山岳救助協会」(以下、山岳救助協会)が新たな登攀地の開拓を目標に挑んだペルー・ワスカラン(6768メートル)・アルパマヨ(5947メートル)遠征隊が、半分の成果を収めて帰国した。遠征隊長のク・ウンス氏(山岳救助協会副会長)は「2つの峰の登頂を目標にした登山で、アルパマヨは隊員2人が頂上に立ったが、ワスカランは現地事情などにより登頂できなかった」と話した。7月18日に出国した遠征隊は日程を終え、今月18日に韓国に戻った。遠征隊はノ・イクサン(79)山岳救助協会長をはじめ、計9人で構成された。

アルパマヨは6000メートルに至らない山だが、ネパールのアマ・ダブラム(6814メートル)、マチャプチャレ(6993メートル)とともに「世界3大美峰」と呼ばれるほどの美しさを誇る。また、ワスカランはペルー最高峰で、南米の登山家がヒマラヤに行く前の訓練登山コースとして有名だ。

先月23日、アルパマヨの標高4300メートル地点にベースキャンプを設置した登山隊は、2日後にハイキャンプ(5450メートル)を設営した後、直ちに頂上アタックを試みた。そして翌日の7月26日午前7時、ペク・ジョンドゥク(56)、ク・ドフン(39)両隊員がアルパマヨの山頂に立った。

ク隊員は「登攀ルートは主に雪斜面で難易度は高くなかったが、ルートが長く容易ではなかった」とし、「頂上に立つと期待していた通り美しい峰だった。四方に果てしなく広がる巨大な雪山と峰、氷河がパノラマのように広がっていた」と話した。

遠征隊が登ったルートはフェラーリルート(Ferrari Route)と呼ばれる。アルパマヨ南西面を登るクラシックルート(ノーマルルート)で、平均傾斜55~60度の雪氷斜面と垂直に近い氷河区間を登ると、山頂まで稜線が続く。1975年、イタリアの著名なアルピニスト、カシミロ・フェラーリ(Casimiro Ferrari)が初登攀したことから名付けられた。

アルパマヨに登頂した遠征隊は、ベースキャンプ近くの村で3日間休息した後、ワスカランに移動した。アルパマヨからワスカランまでの直線距離は約30キロだ。

2日、ワスカランのモレーン(乾燥した氷河)地帯にベースキャンプ(4750メートル)を設営した遠征隊は、翌日に標高5300メートル地点に第1キャンプを設置した後、その翌日に5850メートル地点に第2キャンプを設営した。そして同日午後11時、頂上アタックを試みた。しかし、標高6100メートル地点で引き返さなければならなかった。本来はノーマルルートを進む予定だったが、別のルートを選択したことが裏目に出た。

ク・ウンス遠征隊長は「天候が悪く、今シーズンのノーマルルート登攀がほぼ終わりに近づいている時期だった。そのため現地ガイドが提示したルートを選んだが、やはり無理があったようだ。隊員の安全を考慮して下山を決めた」と話した。

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