
アルビレックス新潟レディースGK平尾知佳
タイトルを目指すアルビレックス新潟レディースに頼れる“守護神”平尾知佳が帰ってきた。昨シーズンはスペイン女子1部のグラナダでプレー。再び新潟Lのユニフォームに袖を通し、2シーズンぶりのWEリーグ参戦で成長を遂げた姿を見せる。
17日に行われた2026/27WEリーグキックオフカンファレンスに新潟Lを代表して登壇。「監督も代わり(阪倉裕二新監督が就任)何が求められているのかは分かっています。求められることをしっかりとやりつつ、自分の得意なプレーを出して、まずは開幕戦にスタメンで出られるようにやっていきたい」と敵地で迎えるセレッソ大阪ヤンマーレディースとの開幕戦を見据えた。
イベントでは今シーズンの目標の一つとして「アシストがしたい」と意外な野望も明かした。その背景には、スペインで得た「ビルドアップ」に対する新たな視点がある。「ビルドアップの時は速く攻める、早く味方に届けることを大切にしていたのですが、スペインではGKでも相手を引きつけて味方に時間を作っていて、その考え方が変わりました。スペインの良さと日本の良さをかけ合わせて帰ってきたので、そこは注目して欲しいです」と、海外挑戦で得た変化を語った。
自身初の海外挑戦で最もレベルアップした点として挙げたのが、ビルドアップにもつながる「キック力」だ。「キック力はレベルアップして帰ってきました。背後に出すボールは練習しているので、セレッソさんとの試合で出せるようにしたいです」。GKからの一本のキックで攻撃の局面を変える。そんな新たな武器を手にした平尾は「やっぱりキーパーから背後が一番手っ取り早い。まずは背後というのをすごく意識しているので、そこをやっていきたい」と意気込んだ。
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平尾個人としてはFIFA女子ワールドカップにもつながる重要なシーズンとなる。抜群の反射神経を生かした好セーブに加え、攻撃の起点としてもチームに違いをもたらすプレーにも注目だ。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
