
水に漬かった車両=15日午後、千葉市中央区
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千葉県で発生した豪雨で冠水し、40代男性が死亡した千葉市中央区村田町にある国道16号のアンダーパスで、たまった雨水を排水するためのポンプが正常に作動していなかったことが15日、国土交通省千葉国道事務所への取材で分かった。停電が原因で、非常用発電機も作動しなかった。通行止めを知らせる電光掲示板も動かなかった。当時、アンダーパス内の水位は最も深い所で3メートルほどあった。6~7月に実施した点検では、いずれも正常に動いていた。事務所は詳しい原因を調べる。
県警や千葉市によると14日午前0時過ぎ、このアンダーパスにいた男性から「車に閉じ込められていて出られない」と110番があった。消防が救出したが、病院で死亡が確認された。
また、県は15日、新たにいすみ市の70代男性の死亡が確認されたと明らかにした。県と県警への取材に基づく共同通信の集計で、死者は関連調査中を含め9人となった。他に1人が行方不明となっている。住宅の浸水被害は1087棟に上り内訳は床上が597棟、床下が490棟。損壊は73棟に増えた。
県によると、いすみ市の男性は14日に用水路で発見された。県と千葉市によると、冠水した道路で動けなくなり、放置された車両は1200台以上とみられる。県や市は災害対策基本法に基づき撤去作業を続けている。
