藤沢市は神奈川県の南東部に位置し、人口約44万人で湘南エリアにおける中心都市のひとつ。相模湾に面し、江の島を中心とした観光などでも知られる。今回はマイナビニュース会員約600人に、神奈川県藤沢市の好きな駅について質問。その結果をランキング形式で紹介する。

江の島など海沿いの観光地が注目されがちな藤沢市だが、南北に長い形状となっており、北部は住宅地や田畑が広がるなど、地域によって異なる表情を持つ。市街地の藤沢駅周辺に商業施設が集まる一方、辻堂駅周辺でも再開発が進み、新しい街並みが形成されている。

鉄道はJR東日本の東海道線、小田急電鉄の江ノ島線、江ノ島電鉄、湘南モノレール、相模鉄道のいずみ野線、横浜市営地下鉄ブルーラインの6路線が通っている。

6位 : 湘南台駅(5.9%)

湘南台駅は小田急江ノ島線、相鉄いずみ野線、横浜市営地下鉄ブルーラインが接続する駅。小田急江ノ島線は町田・新宿方面、横浜市営地下鉄ブルーラインは横浜方面へ直通している。相鉄いずみ野線は二俣川駅から相鉄本線を利用することで横浜方面へアクセス可能。相鉄本線は西谷駅から相鉄新横浜線へ直通しており、新横浜駅に行けるだけでなく、相互直通運転を行う東急新横浜線などを利用することで東京都内の各方面にもアクセスできる。

「湘南」の付く駅名だが、藤沢市の内陸部にあり、落ち着いた雰囲気がある。駅前に「湘南台ウエストプラザ」「小田急マルシェ湘南台1・2」などの商業施設があるほか、湘南台東口商店街もあり、ショッピングやグルメを楽しめる。

湘南台駅を好きな理由として、最も多かったのは「仕事や旅行などで利用したことがある駅だから」「交通の便が良く、乗換えが便利な駅だから」(各7人)。次いで「駅周辺エリアのイメージが良い・雰囲気が好きだから」(5人)となった。

ユーザーコメント


「乗り換えが便利ですし、周りに商業施設やお店が多くてご飯を食べるのにいいですね」(男性・43歳)
「駅が大きくゆったり移動できて、駅前のロータリーが広くて清々しい」(男性・61歳)
「食事ができるお店が多い、自然が多くてのんびり過ごせるからです」(女性・52歳)
「使いやすくて便利だから」(男性・53歳)
「まちの雰囲気がとても好みである」(男性・44歳)

5位 : 湘南海岸公園駅(8.8%)

湘南海岸公園駅は江ノ島電鉄の無人駅。鎌倉駅まで10駅(29分)、藤沢駅まで4駅(8分)の位置にあり、駅の北東にコミュニティセンター「片瀬しおさいセンター」があり、その周辺には緑地が広がっている。駅の南西側とその周囲は住宅地となっている。

駅から海岸方面へ向かって歩くと、駅名にもなっている県立湘南海岸公園にたどり着く。新江ノ島水族館、なぎさの体験学習館、片瀬西浜・鵠沼海水浴場なども徒歩でアクセスできる。

好きな理由として、最も多かったのは「駅周辺に観光地があるから」(15人)。次いで「駅周辺エリアのイメージが良い・雰囲気が好きだから」(11人)、「仕事や旅行などで利用したことがある駅だから」「駅舎や駅構内の設備などが好きだから」(各7人)となった。

ユーザーコメント


「旅行に行って江ノ電を全駅めぐり旅行をして一番印象に残ったから」(男性・55歳)
「江ノ島電鉄の車窓から見える風景が好き」(男性・48歳)
「美しい湘南の風景と駅のモダンな感じが上手く組み合わさっていると感じる。観光で訪れたときによく利用する駅で思い出は多いですね。建物にも良さを感じる、地域の美観を保っている場所でもあるし、クリーンであると思う」(男性・38歳)
「駅周辺の雰囲気が好きです」(女性・69歳)
「街並みの景色がいいからです」(男性・48歳)

4位 : 辻堂駅(9.3%)

辻堂駅はJR東海道線の駅。東海道線は湘南新宿ラインや上野東京ラインと直通しており、新宿・東京方面のアクセスが良いほか、高崎線・宇都宮線への直通列車も運転されている。

駅前には「テラスモール湘南」「Luz湘南辻堂」といった大型商業施設をはじめ、湘南辻堂商店会、湘南銀座商店街に多くの商店や飲食店が出店しており、買い物や食事には困らない。駅から少し離れると住宅地が広がり、交通や買い物などの利便性が高く、自然も豊かなことから、人気のエリアとなっている。

辻堂駅を好きな理由として、最も多かったのは「駅周辺エリアのイメージが良い・雰囲気が好きだから」(11人)。次いで「仕事や旅行などで利用したことがある駅だから」(10人)、「駅前の商業施設やレジャー施設などが充実しているから」(9人)となった。

ユーザーコメント


「『テラスモール湘南』という大型施設があるから」(男性・39歳)
「お買い物も自然も両方楽しめる便利な駅」(男性・62歳)
「仕事で何度か行ったことがあるが、再開発ですてきな駅周辺になったので」(男性・64歳)
「海水浴にも、他レジャーにとても便利だから」(女性・58歳)
「海に近くて、東京から近い割に遠くに来たと思わせる駅」(男性・63歳)

3位 : 片瀬江ノ島駅(14.4%)

片瀬江ノ島駅は小田急江ノ島線の終着駅。「新江ノ島水族館 最寄駅」の副駅名を持つ。藤沢・相模大野方面の列車が発着するほか、新宿駅から特急ロマンスカーも乗り入れてくる。駅舎は竜宮城を模しており、コンコースにクラゲが泳ぐ大型水槽を設置している。

江の島への最寄り駅のひとつであることに加え、片瀬東浜海水浴場、片瀬西浜・鵠沼海水浴場、新江ノ島水族館なども駅から徒歩圏内にあり、レジャー・観光での利用者が多い。駅周辺に飲食店も多く、地元の海鮮などを使ったグルメを楽しめるという。

片瀬江ノ島駅を好きな理由として、最も多かったのは「駅周辺に観光地があるから」(21人)。次いで「駅周辺エリアのイメージが良い・雰囲気が好きだから」(16人)、「仕事や旅行などで利用したことがある駅だから」(11人)となった。

ユーザーコメント


「『江の島』に旅行に行くときにロマンスカーで行きたい駅です」(男性・57歳)
「竜宮城を模した駅舎が観光気分を盛り上がるから」(男性・46歳)
「建物自体も雰囲気があるし、観光地に行きやすくて便利だから」(女性・43歳)
「駅の外観が特徴的であることと海水浴で利用した思い出があるため」(男性・57歳)
「単なる交通の拠点ではなく、駅そのものが一つの目的地として人々をワクワクさせてくれる片瀬江ノ島駅は、湘南の明るい開放感を象徴する素晴らしい場所です」(女性・26歳)

2位 : 藤沢駅(16.4%)

藤沢駅はJR東海道線、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄が接続する湘南エリアの主要駅。東海道線は横浜市内や東京都内の各方面への利便性が高く、平日朝夕の通勤時間帯に特急「湘南」も停車。小田急江ノ島線は町田・新宿方面の移動に便利で、特急ロマンスカーも運転される。江ノ島電鉄や小田急江ノ島線を利用して、江の島方面の観光にも便利な駅となっている。

駅前に「ルミネ藤沢」「小田急百貨店ふじさわ」といった商業施設をはじめ、家電量販店やディスカウントストアなどの大型店舗も目立つ。コンビニエンスストア、スーパーマーケット、カフェ、ファストフード店なども充実している。

藤沢駅を好きな理由として、最も多かったのは「交通の便が良く、乗換えが便利な駅だから」(29人)。次いで「仕事や旅行などで利用したことがある駅だから」(16人)、「駅前の商業施設やレジャー施設などが充実しているから」(13人)となった。

ユーザーコメント


「交通の利便性、商業施設や飲食店なども充実しているからです」(男性・56歳)
「江ノ電の始発駅であり、アクセスも素晴らしいから」(男性・49歳)
「行きたい駅への乗り換えに便利で使わせてもらっています」(女性・62歳)
「市の中心駅であり、東海道線の重要駅でもあり、この地区の商業的・経済的中心」(男性・79歳)
「スイッチバックするのがおもしろい」(男性・61歳)

1位 : 江ノ島駅・湘南江の島駅(27.8%)

江ノ島駅は江ノ島電鉄線の駅、湘南江の島駅は湘南モノレールの駅。両駅は徒歩約1分の距離にあり、ほぼ同一エリアに位置するため、今回のアンケートではひとつにまとめた。江ノ島電鉄を利用すれば、江ノ島駅から藤沢駅まで9分、鎌倉駅まで24分。湘南モノレールを利用すれば、湘南江の島駅から大船駅まで14分で行くことができる。

江ノ島駅・湘南江の島駅から江の島まで徒歩約15~20分。一方、片瀬江ノ島駅からは徒歩約10分で、江の島へ向かう場合は片瀬江ノ島駅のほうが近い。江ノ島駅・湘南江の島駅の周辺は住宅街で、湘南江の島駅の東に龍口寺の緑地が広がっている。片瀬東浜海水浴場や腰越海水浴場へも歩いて行ける立地であり、レジャー・観光での利用者が多い。

江ノ島駅・湘南江の島駅を好きな理由として、最も多かったのは「駅周辺に観光地があるから」(51人)。次いで「駅周辺エリアのイメージが良い・雰囲気が好きだから」(47人)、「仕事や旅行などで利用したことがある駅だから」(22人)となった。

ユーザーコメント


「『江の島』や『片瀬海岸』が近く、湘南らしい雰囲気を楽しめる駅だから」(男性・42歳)
「駅周辺の雰囲気がすごく好きだからです」(男性・46歳)
「『江の島』までの商店街の趣きのある雰囲気が好きだから」(男性・64歳)
「観光ができるし、モノレールの発着駅で乗るのが楽しい」(男性・74歳)
「モノレール好きな子どもと乗りにいくので」(女性・35歳)

その他 (7位以降)

7位以降は鵠沼駅(2.8%)、鵠沼海岸駅(2.5%)、柳小路駅(2.3%)、六会日大前駅(2.0%)と続いた。各駅に対して、鵠沼駅は「風情があってとても好きです」、鵠沼海岸駅は「若い時に毎週のように海に行った記憶があり懐かしい雰囲気が好き」、柳小路駅は「一言で言えば思い出いっぱいの駅」、六会日大前駅は「昔、その駅の目の前にある大学に通っていたから愛着がある」といったコメントが寄せられた。

神奈川県藤沢市「好きな駅」ランキング


1位 : 江ノ島駅・湘南江の島駅 [江ノ島電鉄、湘南モノレール](27.8%)
2位 : 藤沢駅 [JR東海道線、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄](16.4%)
3位 : 片瀬江ノ島駅 [小田急江ノ島線](14.4%)
4位 : 辻堂駅 [JR東海道線](9.3%)
5位 : 湘南海岸公園駅 [江ノ島電鉄](8.8%)
6位 : 湘南台駅 [小田急江ノ島線、相鉄いずみ野線、横浜市営地下鉄ブルーライン](5.9%)
7位 : 鵠沼駅 [江ノ島電鉄](2.8%)
8位 : 鵠沼海岸駅 [小田急江ノ島線](2.5%)
9位 : 柳小路駅 [江ノ島電鉄](2.3%)
10位 : 六会日大前駅 [小田急江ノ島線](2.0%)

藤沢市のアンケートでは、江の島や湘南海岸周辺の観光地としての魅力がランキングにも色濃く表れる結果に。1位の江ノ島駅・湘南江の島駅が2位の藤沢駅を大きく引き離しており、3位の片瀬江ノ島駅も含め、江の島への強い人気がうかがえる。一方で、藤沢駅、辻堂駅、湘南台駅といった交通・生活の拠点となる駅も上位に入った。観光地としてだけでなく、暮らしやすい街としての魅力も支持を集めたといえそうだ。


調査時期 : 2026年7月7日
調査対象 : マイナビニュース会員
調査数 : 男女合計601人
調査方法 : インターネットログイン式アンケート

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