
広島大学は、2026年8月6日、第6回目となる平和学長会議を東千田キャンパスにて開催しました。この会議には、平和学長宣言の趣旨に賛同した世界11カ国・地域17大学(本学を含む)の学長・副学長等、松井一實広島市長、アブデル・ラティーフ教育・技術教育大臣(エジプト・アラブ共和国教育・技術教育省)ら約53人が参加し、平和と持続可能性に関する大学の役割について議論しました。
参加者は、会議前日の5日午前、平和記念公園及び平和記念資料館を見学し、午後には本学の霞キャンパスの視察を行いました。
また、同日、国内外の専門家を招聘し、ビヨンドSDGsをテーマに「平和学長会議第1回専門家会合」を開催しました。
会議当日は、参加者が平和記念公園で行われた平和記念式典に参列した後、本学東千田キャンパスへ移動し、広島大学原爆死没者追悼式に参加しました。また、映画『8時15分ヒロシマ 父から娘へ』の上映会を実施し、原作者・製作総指揮者である美甘章子氏(本学教育学部卒業)から寄せられたビデオメッセージを上映しました。
被爆の実相と平和の尊さへの理解を深めた後、参加者は第6回平和学長会議に臨み、平和と持続可能性に関する大学の役割について議論を行いました。

開会挨拶
広島大学学長 越智光夫
越智光夫学長は開会挨拶にて、8月6日に本会議を開催する意義に触れ、被爆の記憶と教訓を次世代へ継承していくことの重要性を強調しました。また、大学は教育・研究や国際交流を通じて平和を担う人材を育成する重要な役割を果たしており、大学間の連携をさらに強化し、平和で持続可能な世界の実現に貢献していきたいと述べました。

来賓挨拶
広島市長 松井一實
来賓挨拶では、松井一實広島市長が、ヒロシマの精神を大切にしながら被爆者の方々の想いを次世代に継承してくため、グローバル規模での大学間交流や交換留学を積極的に推進し、国境を越えた教育・研究を拡大していくことの重要性を語りました。

エジプト・アラブ共和国教育・技術教育省
アブデル・ラティーフ教育・技術教育大臣
エジプト教育省のアブデル・ラティーフ大臣は、来賓挨拶で、教育における国際協力の重要性に触れながら、対立ではなく協力を選択できる人材を育む教育を目指すことの大切さを語りました。
その後の会議では、各大学の学長らが各キャンパスの特徴や、平和と持続可能性に関する取組等を紹介し、意見交換を実施しました。

イラクアメリカン大学バグダッド校(イラク)
オリン・ウェジントン理事長

コンラッド・グレーベル・ユニバーシティ・カレッジ(カナダ)
マーカス・シャンツ学長

広島市立大学
前田 香織学長

国立中央大学
シュウサン・シャオ学長

ペルージャ大学
マッシミリアーノ・マリアネッリ学長

ペルージャ外国人大学
ヴァレリオ・デ・チェザリス学長

ビザヤ州立大学
プローズ・アイビー。グアサ。イェペス学長

ハサヌディン大学
スハルマン・ハムザ副学長

インド工科大学ボンベイ校(インド)
スダルシャン・クマール 理事

名古屋大学(日本)
周藤 芳幸 副総長

東京大学(日本)
林 香里 理事・副学長

東京科学大学(日本)
林 宣宏 副学長

延世大学(韓国)
キム・ヨンチャン 副学長

アリゾナ州立大学(アメリカ)
ユーゼビオ・スコルナヴァッカ
未来社会イノベーション学部長

コロンビア大学(アメリカ)
ジョシュア・フィッシャー
先進連携コンソーシアム所長

シェフィールド大学(イギリス)
ヒューゴ・ドブソン
全学連携推進担当ディレクター

宣言文読み上げの様子
会議の終盤には、平和で持続可能な社会の構築に向けた大学の責務、共同研究・学生交流、ならびに若手人材育成の推進等が盛り込まれた「平和学長宣言」が、越智学長によって読み上げられ、全会一致で宣言が採択されると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
今後も、広島大学は、世界各地の大学と連携しながら、引き続き「平和学長会議」を通じて、教育・研究を軸にした国際的な対話と協働の場を提供し、世界の平和と持続可能性の実現に貢献してまいります。
第6回平和学長会議-アラブ・チャプター 参加大学・機関
大学
広島大学
イラクアメリカン大学バグダッド校(イラク)
コンラッド・グレーベル・ユニバーシティ・カレッジ(カナダ)
ハサヌディン大学(インドネシア)
広島市立大学(日本)
国立中央大学(台湾)
ペルージャ大学(イタリア)
ペルージャ外国人大学(イタリア)
ビザヤ州立大学(フィリピン)
インド工科大学ボンベイ校(インド)
名古屋大学(日本)
東京大学(日本)
東京科学大学(日本)
延世大学(韓国)
アリゾナ州立大学(アメリカ)
コロンビア大学(アメリカ)
シェフィールド大学(イギリス)
機関
エジプト・アラブ共和国教育・技術教育省(エジプト)
サラダールグループ(イラク)
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広島大学グローバル化戦略グループ
E-mail: kokusai-group*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)
