公園周辺の道路は幅が狭いので前方を注意しつつ慎重に進みましょう。
こんな光景は初めて目にするものでした。梅雨の明けた夏場が見頃と言われるここは、酸性水の中で育つ一面の「苔」におおわれた景観が見ものです。元山川周辺の岩場が緑色に染まる。その規模と美しさは世界でも珍しいと言われています。実際「国指定天然記念物」、「ラムサール条約登録湿地群」に指定されています。
今回の下記データと住所は群馬県にある「チャツボミゴケ公園」です。間近には二つの無料駐車場がありますが、入園には800円(一般料金)が必要です。今シーズンからは、受付後にチャツボミゴケ群生地に近い「穴地獄駐車場」まで上がって行けるようになったそう。観光名所としての知名度はあまり高くはないようですが、素朴な雰囲気があり、自然の中に繰り広げられる景観は、水の流れと共に心地よい清涼感を楽しむことができます。
受付事務所裏側にはトイレがあり、別棟には開放的な休憩所も利用可能。事務所内には地元産の新鮮野菜や山菜など、特産品他の直売所もあります。また隣接するギャラリーでは、地元作家「飯沢康輔」氏による企画展が開催(8月30日迄)されるなど、ツーリング途中に立ち寄るにも好都合なスポットです。
ちなみに10kmほど南下すれば有名な「草津温泉」へ行けます。さらに西へ進めば「万座温泉」を経て野尻湖方面へ。東へ行けば沼田市や渋川市へ、北側には野反湖ダム、そして南方に行けば嬬恋村や軽井沢に行ける位置にあるので、ワインディングロードも含めてコースの組み立ては自由自在です。
東京起点で手頃なアクセスを考えるなら、関越自動車道「渋川伊香保インターチェンジ」の利用が楽です。そこからは、国道353号、145号線などを使うと約67km(90分程度)で到着できるでしょう。
世界でも珍しい「苔」に覆われている。
穴地獄、チャツボミゴケのコロニー。
周辺には強酸性水の温泉が湧き出るポイントが8箇所あるそう。
二酸化炭素濃度の高い特殊な環境が、大きなチャツボミゴケの群生に貢献している。
穴地獄から温泉大滝まで、東西440mの範囲で楽しめる。
かつては月産2万トンもの鉄鉱石を産出していた「鉄山」として知られていた。その名残は中之条産業遺産群のひとつとして一般公開されている。
受付棟の前にある開放的な休憩所。
入園料は800円(中学生以上)、中之条町民は300円。
チャツボミゴケ公園ホームページ
URL:chatsubomigoke.com


群馬県吾妻郡中之条町入山13-3(JR吾妻線「長野原草津口」駅から車で約36分、約23km)








