
県が車中泊避難の指針策定へ 非常食を届ける体制づくりなど盛り込む【佐賀県】
災害による死者のうち多くの割合を占める災害関連死を防ごうと、県が車中泊の被災者を支援する指針づくりを進めていることが分かりました。年内に指針を作り、各市町がマニュアルを作成します。
車中泊を含めて、避難生活中などに命を落とす「災害関連死」は、10年前の熊本地震で220人、おととしの能登半島地震で499人に上り、いずれも死者全体の7割から8割を占めています。
佐賀県は、避難所以外で過ごす人の命と健康を守ろうと車中泊避難マニュアルの元となる指針を年内にまとめる方針です。指針には、公共施設などに数十台分の車中泊スペースを確保することや車中泊する人の居場所を把握し非常食を届ける体制づくり、エコノミークラス症候群を防ぐための見回りなどを盛り込む方針です。
県は、来月にも有識者らによる協議会の初会合を開き、年内に指針をまとめる予定です。その後、各市町に指針を示し、市や町ごとに車中泊避難マニュアルの作成を求める方針です。
