福岡県議会の金銭授受疑惑をめぐり、自民党県議団に所属する副議長経験者、江藤秀之県議が27日、初めて記者会見に臨み、多額の現金を支払ったと明言しました。
■江藤秀之 県議
「2020年1月から2月にかけて、当時の中尾正幸幹事長に、会長室で500万円を渡しています。」
福岡県議会の元副議長、江藤秀之県議は、同じ時期に議長を務めた吉松源昭県議とともに、記者会見に臨みました。
江藤県議は、料亭で食事をした際の車代なども含め合わせて825万円を、当時の自民党県議団の幹部らに支払ったと証言しています。
理由については、これまで「慣例に従った」と説明していましたが、会見では踏み込みました。
■江藤県議
「2019年の12月議会中に、当時の中尾幹事長から『副議長就任に対して500万円要ります』と、はっきり言われています。」

一方、当時の自民党県議団の幹部らは、金銭の授受を明確に否定しています。
双方の主張が平行線をたどる中、2期目の自民党県議8人がこの日、県議団の幹部に対し要望書を提出したと明らかにしました。
県議会が予定する外部有識者など第三者による調査の準備と並行し、日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会の設置を検討することや、議会を自主解散しないことなどを求めています。

■自民党県議団・大田満県議(2期目)
「中立性・客観性をより高めるには、第三者委員会がいいのではないかという思い。」
■自民党県議団・秋田章二県議(5期目)
「真摯に受けとめるしかない。できることと、できないことがある。できることは早急に対応を練っていきたい。」
この日、1期目と3期目の自民党県議もそれぞれ、県民目線で納得できる対応などを求めたということです。

第三者委員会について、蔵内勇夫議長はこれまで「時間がかかる」などの理由で設置を否定しています。
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年7月27日午後6時50分すぎ放送
