
筆者が生成AIで制作したチャンプルー文化のロゴ
公開日:2026年7月26日 12:50更新日:2026年7月26日 13:23
[ヒットのたまご](314)沖縄物産コーディネイター 池村博隆
今秋の首里城復活はすべてのウチナーンチュが心待ちにしているメインイベント、沖縄県内では首里城あやかり商品が続々と開発されています。県産品のルーツをさかのぼると、約450年続いた琉球王国時代に先人たちが勇猛果敢に海を渡り、日本、中国、朝鮮の東アジアやフィリピン、タイなど、東南アジアを相手とした大交易時代を築きました。
蒸留技術によって泡盛が、豚や豆腐、ゴーヤー、芋などの食材から「チャンプルー」が生まれました。戦後は米国文化を融合させるなど異文化や多様な素材を受け入れて、生かす精神が「チャンプルー文化」を醸成しモノづくりの礎になったと考えます。
1994年の「銀座わしたショップ」のオープン時、お客さまから「ゴーヤーでは東京の人には分からないから『ニガウリ』と書いた方が良い」と助言されました。その言葉を聞いた初代店長の上地哲さん(現・よろず支援拠点チーフ)は「わしたショップは単にモノだけでなく、沖縄の食文化をはじめ、物産を生み出した文化を売りたい」と意識してきました。
私たちは「ゴーヤーチャンプルーを作るゴーヤーを買っていただきたい。ニガウリチャンプルーという沖縄料理はありません」とやんわりと伝えました。ウチナーンチュにとって痛快であり、示唆に富んだ言葉に思えます。
昨今の世知辛い世の中、商品開発のヒントは、先人たちが育んできた文化や歴史の中にあり、それを掘り起こして磨きあげることがポイントだと感じます。
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