【KFA 第41回サッカー選手権(兼 天皇杯JFA第106回全日本サッカー選手権大会代表決定戦)レビュー&両監督コメント】

2026/7/25(土)18:00キックオフ

白波スタジアム

 

天候/気温/湿度:晴れ/32.1℃/66%

入場者数:2,580名

 

鹿児島ユナイテッドFC 1-0 鹿屋体育大学

(前半 0-0/後半 1-0)

 

《得点者》

55`有田稜(鹿児島ユナイテッドFC)

 

じっとしているだけでも汗が滴る様な猛烈な暑さを見せたこの日、鹿児島市は観測史上最高の37.8℃を記録した。

 

そのような過酷な状況の中でも、平和リース球場では多くの観客が見守る中、一足先に神村学園野球部が、9度目の甲子園出場を決めると、そのとなり白波スタジアムでも、もう一つの鹿児島県代表を決する試合が行われる。KFA 第41回サッカー選手権(兼 天皇杯JFA第106回全日本サッカー選手権大会代表決定戦)である。

 

対戦カードは、鹿児島ユナイテッドFC対鹿屋体育大学。近年幾度となく決勝のカードとして、繰り広げられてきた戦いだ。

 

いまだ昼の暑さが残る中、午後6時のキックオフを迎えると、試合開始早々から、球際のバトルやセカンドボールの保持で優位を見せる鹿児島が、鹿屋ゴール前に迫る機会を多く作っていく展開が続いた。

 

しかし鹿屋守備陣も、鹿児島が大きなパワーと勢いを持って攻撃してくることは織り込み済み。最後は守備のブロックを作って、ボールを絡め取ると、そこからサイドを経由した鋭いカウンターで、鹿児島に手痛い一刺しを見舞いたい構えだ。

 

しかし鹿児島としても強度の高い守備と球際の強さで、鹿屋のチャンスの芽を摘み取ると、そこからもう一度鹿屋ゴールに襲いかかっていく。

 

スコアが動いたのは55分。中央エリア前で圓道将良が有田稜にボールを落とすと、それを有田稜がダイレクトでシュート。これが鹿屋ゴールに吸い込まれ、鹿児島に先制点が入った。

 

追いつきたい鹿屋もこの後、81分、AT1分にカウンターから決定的なシーンを作っていくが、鹿児島のゴールキーパー川上康平のナイスセーブなどもあり、なかなか鹿児島の牙城を崩せない。

 

最後は鹿児島がしっかりと時間を使い切る試合運びを見せ、1-0で鹿児島が勝利した。

 

天皇杯本戦に向けて、鹿児島県代表の座を得た鹿児島ユナイテッドFCは、8月19日(水)19:00に白波スタジアムで、山口県代表と対戦する。

【鹿児島ユナイテッドFC 村主博正監督コメント】

Q.試合を総括してください。

 

まずは久々の公式戦というところで多くのファン、サポーターの皆様が待ちわびたというところで、多くの人が来てくれたことに本当に感謝を申し上げます。

ゲームの内容は、本当に鹿屋(体育大学)さんは良いチームで、ハードワークして割り切ったサッカーをやって、徹底的に背後をとってというところで、後手に回る部分もありました。まずしっかり勝っていくことが大事なので、そういう意味ではゼロでしっかり終わったというところ。最後終わった瞬間、ファン、サポーターの皆様の両チームに向けての拍手を聞いたことでわかると思いますが、そんなに差はなかったです。

勝負事なので当然決める決めないとかもあると思いますが、大学生などが必死になったチームに、勝ち切るのは簡単ではないので、まずは天皇杯に向けて鹿児島県代表として恥じないサッカーをしてくるということ。あとは近くにこんなに素晴らしい大学があったりとか、素晴らしい選手が鹿児島に来てくれているというところも踏まえて、また切磋琢磨して鹿児島県の価値を上げていきたいなというのは、今日試合しながら感じたところです。

 

Q.チームが始動してまだ間もないですけれども、どれくらい攻撃の戦術とかを落とし込んでの戦いだったんですか?

(残り 2262文字/全文: 3885文字)

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