広島県(横田美香知事)は8月3日、「流域治水シンポジウムひろしま2026」を開催する。会場は広島YMCA国際文化センター(広島市中区)で、定員は先着200人(要事前申し込み、期限は7月30日)。時間は午後1時から4時30分まで。入場無料。

 同県では近年、「平成30年7月豪雨」や「令和3年7月・8月豪雨」等により、大規模な浸水被害が複数回にわたって発生していることから、水害に強い地域づくりを重視している。そこで、河川改修等のハード面の対策に加え、行政だけでなく地域住民や各分野の民間事業者らが連携して流域全体の水害リスクを軽減する「流域治水」を推進するため、今回のシンポジウムでその考え方や取り組みの共有と普及を図る。住宅・不動産関連事業者にとっても、水害リスクのあるエリアの住宅・非住宅における浸水対策、低リスク地域への移転を含む防災街づくりなど、流域治水は事業と直接関係する部分が多いと考えられる。

 同シンポジウムでは、名古屋大学大学院の中村晋一郎准教授が「私たちにもできる流域治水」、気象予報士で太田川水系・小瀬川水系流域治水大使の勝丸恭子氏が「アップデートしよう〝令和の防災〟」をテーマにそれぞれ基調講演を行う。また、豪雨災害の教訓を地域に根付かせる防災教育や、企業による流域治水の取り組み事例も紹介する。

 加えて、「流域治水が自分ごとになるきっかけとは」をテーマとして、教育機関や企業、行政等の関係者によるパネルディスカッションも実施する。詳細は同県ホームページを参照のこと。なお、9月頃には県のウェブサイトで同シンポジウムの録画映像を公開する予定だ。

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