人口 約7,500人の町に、1,000人以上が集まりました。

昨年、和歌山県で開催した「蝶の個展」での出来事です。
アクセスが決して良いとは言えない、山あいの小さな町、紀美野町(きみのちょう)。
そこに、熱量の高い人たちが足を運んでくれました。
「博物館展示レベルの展示で、驚きました」
「子どもが食い入るようにじっくり見て回っていました」
「また別の種類の虫でも企画があれば来てみたいです」

昨年の個展「むし展〜かわひらこ〜」にお越しくださった、
お子さま連れの方や、大人の来場者から届いた声です。

それだけで、
人口の約13%にあたる人々が、県内外からわざわざ足を運んでくれました。
好きを真っ直ぐに語る人々が生んだ、熱狂。
その光景に、背中を押されました。
今年は、もう一歩、踏み出します。
蝶だけにとどまらず、カブトムシ、ハチなど、さまざまな昆虫たち。
そして、好きを好きと言っていい空間を、昆虫を入口につくります。
2026年9月19日・20日、和歌山県 紀美野町で、
第1回「むし万博」を開催します!


猪狩 元気(いがり げんき)
和歌山県 紀美野町 在住/1994年生まれ/二児の父
蝶蒐集家・自然観察指導員
◆ 標本所蔵数:1,500頭以上(5年間で蒐集)
◆ 展示動員:のべ3,000人以上
◆ 講演実績:5回
◆ クラウドファンディング:過去3回起案、3回とも100%以上達成
◆ メディア掲載:NHK/テレビ朝日/朝日新聞 ほか20媒体以上

蝶。カブトムシ。トンボ。クワガタ。ハチ。
そして、それぞれの昆虫を、それぞれの角度から愛している人たち。
世界各国が一堂に会する万国博覧会のように、
様々な昆虫と、好きを真っ直ぐに語る人たちが集まる場所。
それが、第1回 むし万博です。
会場は、和歌山県 紀美野町の文化センター。
町の祭りが行われる規模のホールが、丸2日間、昆虫一色に変わります。

◆ 2,000頭の標本と、多様な出展
奥へ進むと、まず目に飛び込んでくるのは、およそ2,000頭の標本群。
蝶だけでも1,500頭。そこにトンボ、カブトムシ、クワガタ、ハチが加わります。
世界各地の鮮やかな蝶。
光に当てると青く煌めく、青の宝石──キプリスモルフォと、ヘレナモルフォ。
世界記録、『翅(はね)の表面積世界一の蛾』ヘラクレスサン。
国際取引が制限される、ワシントン条約の希少種。
そして、日本の国蝶でありながら、和歌山県では一部地域でしか出会えないオオムラサキ。

標本のほかにも、生きた幼虫が観察できるケース、昆虫が精密に描かれた絵画や野山で撮られた写真、保全活動の記録や研究のパネル、書籍や漫画の本棚まで。
「昆虫」という同じ入口でも、標本に魅せられる人、生きた姿を追う人、絵筆や写真で表現する人、保全や研究で未来へ残そうとする人。その全てが、ここに並びます。

◆ 集う、5つの出展
第1回 むし万博には、現在5つのブースが集います。
うち1つは、「特定非営利法人 自然回復を試みる会ビオトープ孟子」。
和歌山県海南市孟子(もうこ)の地で、生きものと自然環境の保全に取り組み続けてきた団体です。今回はトンボの調査記録、写真、図鑑を中心に出展していただきます。
他のブースには、高校生から70代まで、世代も背景もまったく違う出展者たちが並びます。
◆ 解説と、講演
会期中は、随所で出展者たちによる解説の時間を設けます。
9月20日(日)13時からは、ゲスト講演。
チョウタロウ氏をお招きし、蝶の世界についてお話しいただきます。
「好きなものを、好きと語る人」の声を、ぜひ、その場で聞いてみてください。
◆ 子どもも、大人も
子ども向けには、スタンプラリーと、塗り絵が楽しめるパンフレット。
体験コーナーでは、標本づくりや、自分の手で絵を描く時間もあります。

大人向けには、文学に登場する蝶を掘り下げた展示、
和名に込められた物語の解説、そして学術的な標本。
どちらか一方ではなく、どちらにも楽しんでもらえる構成にしました。
見るだけの2日間ではありません。
触れて、語って、関わる熱狂の2日間です!
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第1回 むし万博
▶ 開催日:2026年9月19日(土)・ 20日(日)
▶ 会 場:紀美野町文化センター
〒640-1243
和歌山県海草郡紀美野町神野市場217
▶ 入場料:無料
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正直に言えば、開催前、ここまでの反響は予想していませんでした。
しかし、ふたを開けてみると、現場には家族連れの姿がたくさんありました。
リピーターの方も目立ちました。
さらに印象的だったのは、大人がひとりで訪れ、じっくり標本に向き合う姿が、
思っていたよりずっと多かったということです。
和歌山県外からも、全体の約1割の方が、わざわざ足を運んでくれました。

◆ 実績と、信頼
第1回 むし万博は、過去の個展・展示活動で積み重ねてきた信頼のうえに立っています。

◆ メディアと、後援
開催前後で20媒体以上に取り上げられました。
NHK、テレビ朝日、朝日新聞をはじめ、
和歌山県地方新聞、ラジオ、ウェブメディアなど、
さまざまな媒体に紹介していただきました。
今回の第1回 むし万博では、和歌山県教育委員会をはじめ、
紀美野町・岩出市・海南市の各教育委員会から、後援名義をいただいています。
また、紀の川市、橋本市の教育委員会にも、現在申請を進めているところです。
◆ 「ぜひ続けてほしい」という声
個展のあと、来場者だけでなく、
業界関係者や教育関係者からも、声をいただきました。
「展示関連を、うちでもできないか」という相談。
学校やイベントからの講演依頼。
そして、最も多かったのが、
「自然豊かな和歌山県で、このようなイベントは少ない。」
「子どもたちにとっても有意義なものになる。ぜひ続けてほしい」
という言葉でした。
人口7,500人の町に、1,000人。
この数字の本当の意味は、単なる集客の成功ではありません。
好きなものを好きと語れる場には、それを待っている人が確かにいる。
そして、その場をつくる挑戦は、
地域とメディアと教育の現場が、応援してくれる挑戦でもある。
その確信を持って、第1回 むし万博を、開催すると決めました。


猪狩 元気(いがり げんき)、1994年生まれ。
和歌山県 紀美野町に、妻と二人の娘(5歳と2歳)と暮らしています。
平日は、コンクリート製品メーカーで営業の仕事をしています。
マンホールなど、社会のインフラを支える商材を扱っています。
仕事を終えて家に帰り、家事をして、家族と過ごす時間。
そのあとに、もうひとつの自分の時間がやってきます。
標本に向き合うのは、自宅の書斎で、夜。
野山に出ての採集や調査は、休日に。
そうやって少しずつ、蝶と関わる時間を積み重ねてきました。

◆ 個展活動のきっかけは、妻のひと言から
書斎にどんどん蝶の標本が増えていく様子を見て、
妻がぽつりと、「このまま(家に置いておくだけ)だと、もったいない」と言ったのです。
たしかに、と思いました。
ちょうどその頃、仲間のイベントがあり、思い切って一緒に展示できないかと声をかけてみました。
それが、すべての始まりです。
今では妻も、「ここまでになるとは思っていなかった」と笑いながら言います。
娘たちも、いくつかの蝶の名前を口にするようにまでなりました。

◆ メディアが繋いだ、思いがけない出会い
たとえば、ラジオへの電話出演。
普段、SNSや新聞ではなかなか届かない世代の方々に、ラジオを通じて活動を知っていただけたことが、今でも印象に残っています。
「ラジオを聴いて、来てみました」
そう声をかけてくれた高齢の方の姿は、今も忘れられません。
◆ 真面目な、ヘンタイ
周囲からはよく、「真面目だね」と言われます。
自分でも、わりとそうだと思います。
ただ、こと蝶のことになると、その真面目さが妙な方向に振り切れるようで、
妻からは時々、「ヘンタイだね」と笑われます。
否定は、できません。
「やらない後悔より、やって後悔」
「挑戦した結果がどうであれ失敗ではない、何もしないことが失敗だ」
そんな言葉を、自分の真ん中に置いて生きてきました。
でも実は、僕は、子どもの頃から一途に蝶に没頭していたわけではないんです。
好きを閉じた時期もあれば、別の道に憧れて(憧れたふりをして)、
素直に好きなことに近づけなかった時期もあります。
それでも、いまはこうして好きなことに向き合っています。

なぜ、ここに戻ってきたのか。
ここから少しだけ、僕の話をしますが、
きっと、あなたの中にも眠っている物語です。




でも、その12年後。
一頭の蝶との出会いが、すべてを変えることになります。




新婚旅行で買った、たった1頭の蝶は、1,500頭を超えていました。

そうして向き合っているうちに、ある思いが、少しずつ、はっきりしてきました。

今年の4月、むし万博の準備を進めていたとき、ひとつの言葉に、たどり着きました。
「好きを、好きと言っていい空間」
むし万博を、ひと言で表す言葉として、これ以上のものは、いまも見つかっていません。
◆ 最初に思い浮かんだのは、過去の自分
この言葉にたどり着いたとき、最初に思い浮かんだのは、過去の自分でした。
蝶が好きだと、言えなくなった中学生の僕。
夢が、うまく描けなかった10代の僕。
「ここが自分の場所だ」と思えなかった、20代の僕。
もどかしい、と思います。
でも、諦めてしまう気持ちも、よくわかります。
僕自身が、そうだったからです。
◆ 個展で見た、解放の瞬間
昨年の個展で、忘れられない場面がありました。
ある子どもが、親に向かって、図鑑で見たばかりの蝶について、熱弁していました。


その顔は、間違いなく、「好き」を、真っ直ぐに解放している顔でした。
◆ それでも、はしゃげなかった大人
一方で、こんな場面もありました。
一人で来場した大人の方が、じっくりと標本を見ていました。
けれど、はしゃぐ子どもたちのようには、まだ、なれていない様子でした。
その姿に、少年時代の僕自身が、重なりました。
好きを諦めかけた、あなたへ。
この空間は、あなたのためにも、あります。
◆ その空間は、どこにあってほしいか
「好きを、好きと言っていい空間」は、本当は、どこにあればいいのでしょうか。
──自分の中に、あってほしい。
むし万博は、その空間を、一度、外にひらいてみる試みです。
会場を出たあとも、その空間が、あなたの中に、少しだけ残っていたら。
◆ これは、64回続く挑戦のはじまり
むし万博を、一度きりで終わらせるつもりは、ありません。
第1回、第2回、第3回、と。
僕は、これを、64回まで続けたいと思っています。
なぜ、64回なのか。
──ムシだから、です。
語呂合わせから始まった数字ですが、それくらいの軽さで、続けていける挑戦にしたいと思っています。
64回目の開催は、2057年ごろ。
そのとき、僕は64歳になります。
長いようで、あっという間の年月かもしれません。
いずれにしても、僕がこの手で、続けていける限りは続けていく。
その覚悟の数字が、64です。
◆ 100年後まで、続く物語

ベースは、和歌山県 紀美野町。
けれど、それだけで終わらせるつもりはありません。
いつか、各地に、むし万博のような場が、乱立していってほしい。
そう願っています。
◆ 10年後、博物館をつくりたい
もうひとつ、大きな夢があります。
10年後、紀美野町に、蝶を主役とした博物館をつくりたい。
それは、「学ぶための博物館」ではなく、「もう一度、好きを取り戻すための博物館」。
夢を持っている人と、もう一度、好きを取り戻したい人のための、そんな場所です。
◆ 第1回は、必ず開催します
会場はすでに押さえてあります。出展者も5組が確定しています。
屋内会場のため、天候不良の影響を受けることもありません。
第1回むし万博は、2026年9月19日・20日、必ず開催します。
◆ あなたには、「共犯者」になってほしい
今回、第1回に関わってくれる人を、僕は「支援者」とは、呼びたくありません。
──共犯者、です。
「好きを、好きと言っていい空間」を、この社会に、そっと生み出す。
その最初の一日を、一緒につくる仲間。
10年後、20年後になっても、「あのとき、始めたよね」と、一緒に夢を語り続けていく同志であり、証人であってほしい。
◆ 100年後、こう語られていたら
100年後の博物館で、こう語られていたら、うれしいです。
「和歌山県 紀美野町の、
たった一人の『蝶が好き』という強い思いから、
すべてが始まった」
──その最初の一日が、2026年9月19日です。
ここまでが、僕の物語でした。


あなたには、胸を張って好きと言えるものがありますか。
あなたはその好きを、ちゃんと口に出していますか。
朝、起きて、支度をして、仕事に行って、帰ってきて、また明日の準備をする。
気づけば、一週間が終わっている。気づけば、一年が終わっている。
そんな毎日の中で、あなたの「好き」は、いま、どこにありますか。
昔は夢中になっていたはずのもの。
子どものころ、時間を忘れて向き合っていたもの。
「そんなの、いい歳して」と誰かに言われて、いつの間にか、口に出さなくなったもの。
それは、まだあなたの中にあります。
ただ、少しだけ、静かにしているだけです。
好きを閉じてしまう時期は、誰にでもあります。
恥ずかしさや、忙しさや、うまくいかない毎日の中で、好きは奥のほうへしまわれていきます。
でも、あるとき、たった一つの出会いが、その扉を開けます。
一枚の絵。一冊の本。誰かの一言。
街角で見かけた、なんてことのない風景。
その「たった一つ」が、人生を、もう一度動かし始めます。
「好き」の対象は、なんでも構いません。
昆虫でも、音楽でも、料理でも、映画でも、誰かの笑顔でも。
大切なのは、対象そのものよりも、それを「好き」と口に出せる自分でいることです。
第1回 むし万博 は、そのための場所です。
昆虫の博覧会でありながら、昆虫だけの博覧会ではありません。
ここは、誰かが「好き」を全力で表現している空間であり、
それを見た誰かが、自分の中の「好き」を思い出す空間です。
この第1回を、あなたと一緒に立ち上げたいと思っています。
会場を借りるお金が必要です。
展示を作るお金が必要です。
遠くの町にも届けるための、広報のお金が必要です。
そして何より、「好きを好きと言っていい」という空気を、
この社会にもう一度作り直すために、あなたの力が必要です。
支援していただいた一人ひとりのお名前は、第1回の記録として、私たちの中に刻まれます。
64回続く挑戦の、最初の共犯者として。
第1回むし万博を、実現させたいと思っています。
その一歩を、どうか応援していただけたら嬉しいです。
開催概要
【日時】
2026年9月19日(土)
13:00~18:00
2026年9月20日(日)
11:00〜17:00
【会場】
紀美野町文化センター
(〒640-1243 和歌山県海草郡紀美野町神野市場217)
【入場料】
無料
【アクセス】
自動車をご利用の場合
◎大阪方面
阪和自動車道「海南東IC」から車で約30分
阪和自動車道「泉南IC」から岩出市内経由で約60分
◎田辺・白浜方面
阪和自動車道「海南IC」から車で約35分
電車をご利用の場合
大阪天王寺よりJR阪和線で約1時間20分 JR海南駅下車 タクシーで約35分
和歌山駅より和歌山電鐵貴志川線で約30分 貴志駅下車 タクシーで25分
【主催】
第1回 むし展 実行委員会
【後援】
和歌山県教育委員会/紀美野町教育委員会/
岩出市教育委員会/海南市教育委員会
(紀の川市・橋本市教育委員会 申請中)
【出展】
5組(NPO法人 自然回復を試みる会ビオトープ孟子 ほか)
クラウドファンディングのスケジュール
【募集期間】
2026年7月19日 〜 9月27日
【目標金額】
150万円
【方式】
All-in方式(目標金額に達しなくても、集まった支援金でプロジェクトを実行)
【今後の流れ】
・7月19日:クラウドファンディング募集開始
・2026年9月19日・20日:第1回 むし万博 開催
・9月27日:募集終了
・2026年10月〜:リターン順次発送
資金の使い道
【会場費】
【展示制作費】
標本ケース、パネル、什器の準備・搬入
【広報費】
チラシ・ポスター制作、SNS広告、地域向け告知
【CAMPFIRE手数料】
総調達金額の17%+税

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
第1回 むし万博は、たった一人の”蝶が好き”という気持ちから始まりました。
そこにあなたが加わってくれることで、100年続く挑戦の第一日が動き出します。
会場で、あなたに会えることを楽しみにしています。
猪狩 元気
