長女・原口さんが来社、見どころ語る 「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」10日開幕

企画展の見どころを語る漫画家・水木しげるさんの長女の原口尚子さん=山形市・山形メディアタワー

 山形新聞、山形放送の8大事業の一つで、山形新聞創刊150周年記念の企画展「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展〜お化けたちはこうして生まれた〜」の開幕(10日、山形市・山形美術館)を前に、漫画家水木しげるさん(1922〜2015年)の長女の原口尚子さん(63)=東京都調布市=が7日、山形市の山形メディアタワーを訪れ、「原画だからこそ伝わる水木独特の色使いやペンのタッチを楽しんでほしい」と見どころを語った。

 本展では、「ゲゲゲの鬼太郎」など多くの妖怪作品を手がけた水木さんによる妖怪画の原画約100点を展示する。蔵書や関連資料なども紹介し、具体的な創作手法に迫る。

 原口さんは大沢賢史山形美術館長と共に訪問し、佐藤秀之山形新聞社長、板垣正義山形放送社長と懇談した。水木さんについて、民間伝承や昔の絵師の作品を参考・尊重しながら、漫画家ならではの表現で妖怪を描いたと説明。「妖怪がいるかもしれないと感じながら生活すると、心が豊かになると言っていた。作品を見てちょっとでも豊かになってもらえればいい」と話した。東北地方では初開催となり、「東北は伝説や伝承が多く残る場所。身近なものとして見てもらえたら、ありがたい」と語った。

 本展は山形新聞、山形放送、山形美術館が主催。県、県生涯学習文化財団などが共催する。会期は10日〜8月22日。

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