ラグビーネーションズ選手権2026第1節 イタリア10―27日本 ( 2026年7月4日 東京・秩父宮ラグビー場 )

<日本・イタリア>試合に敗れ、肩を落とすイタリア代表フィフティーン(撮影・河野 光希)
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世界ランキング10位のイタリアは、同12位の日本に10―27(前半10―17)で敗れた。直近の対戦で3連勝中だったが、18年6月以来の黒星で、通算対戦成績は8勝3敗となった。
前半5分に先にスコアこそしたものの、その後は幾度ものチャンスで根負けし、後半は無得点に抑えられる完敗。アルゼンチン代表SOとして99年W杯では得点王に輝いたゴンサロ・ケサダ・ヘッドコーチ(HC)は「日本が素晴らしいゲームをしたので称えたい。われわれを上回った」と話した。
トライチャンスは何度もあり、前半のエリア獲得率も上回ったが、驚異的な集中力を発揮した日本のディフェンスを前にトライラインを割れず。慣れない多湿な気象条件でハンドリングミスを犯したり、アンラッキーなボールの転がりもあり、FLミケーレ・ラマロ主将も「(パスのつなぎは)練習ではうまくいったが、プレッシャーの中でうまくいかなかった」と反省した。
ディフェンスでも後半7分には16次攻撃の末にトライを奪われるなど、我慢勝負で屈したイタリア。選手の多くは2カ月弱、実戦から離れており、合宿期間も不十分だったことにケサダHCは「言い訳にしたくない」としつつも、「(勝利した2年前とは)準備の過程の違いが、最大の理由」と話した。
日本のアタックをリードしたSH斎藤、SO伊藤のハーフ団コンビを「正直、この2人が日本の弱点だと思っていた。斎藤は(フランスリーグの)決勝を戦って合流してまもなく、伊藤は若い」と軽視していたことも敗因となった様子。ケサダHCは同じ10番でプレーした伊藤を「素晴らしいプレーをしていた。彼が実践したプレーは全て良くて、キャラクターが出ていた。興味深い選手。持ち味のスピード、スペースの見つけ方、キックゲームも良かった」と称えるしかなかった。
