2026年6月24日 20:28

富山地方鉄道は、新しい社長に新庄一洋専務が昇格する内定人事を発表しました。赤字に苦しむ鉄道線の再構築に向けて、県や自治体との議論が進む中でのトップの交代です。
地鉄の社長に就任する新庄一洋専務は63歳。1986年に富山地方鉄道に入社し、鉄軌道、自動車、人事・労務の各部門を歴任しました。
現職の中田邦彦社長は、相談役に退きます。
地鉄を巡っては、本線の一部区間の存続・廃止や、立山線、不二越上滝線の再構築に向け、県が主体となった検討組織が今年度から議論を始めるなど、課題が多くあります。
新庄専務は、渉外の実務的なトップとして交渉を取りまとめていました。
社長の交代について、地鉄は「組織の若返りを図り、未来に向けた新体制へ移行する」ためとし、従来のやり方にとらわれない柔軟なリーダーの下、さらなる企業価値の向上を目指すとしています。
新社長の就任は、あさっての取締役会で正式決定します。
地鉄を巡る検討会議を立ち上げた県の新田知事は「新庄新社長は地鉄の事業運営全般に精通した方。今後、県の地域交通戦略の考えに沿ってともに議論を加速させたい」とコメントしています。
最終更新日:2026年6月24日 20:28