緑の制服を着て、違法駐車に目を光らせる人たち、皆さん、見たことがあると思います。違法駐車の確認を民間委託する「駐車監視員制度」が始まって、6月で20年です。福岡ではこの間、どんな変化があったのでしょうか。

■警察官
「放置駐車違反の件で、ご連絡をさせていただきました。違反金がまだ払われていないので。」

福岡市博多区の放置違反金収納センター。電話をかけているのは、福岡県警交通指導課の警察官です。

ここでは、違法駐車をしたことが確認された車やバイクの使用者に、違反金を納めるよう電話で催促しています。

■警察官
「バイクの駐車違反の件で、ご連絡しました。」
■電話の相手
「交通違反です、止めていましたと言われても納得いきません。僕は違反した覚えがないので。」
■警察官
「私たちは写真を撮っています。」
■電話の相手
「それは、緑の方でしょう。」
■警察官
「駐車違反というのを確認しています。」

一筋縄ではいかないこともあるようです。

■駐車監視員
「運転席、貼ります。」

違法駐車の確認業務にあたるのは、緑の制服を着た「駐車監視員」です。

福岡県内では現在、福岡市と北九州市で、一日最大22人の監視員が活動しています。

かつては、警察官がタイヤにチョークで印をつけて、数十分、様子を見た後、まだ車が放置されていれば違反切符を切る。そんな取り締まり方法でした。

■出動式(2006年)
「交通の安全と円滑に貢献する社会的意義を果たすため、公正かつ適正な職務の遂行に励むことをここに宣言します。」

今から20年前、渋滞や事故の原因となる駐車違反の確認を民間委託する「駐車監視員制度」がスタートしました。

講習を受けて資格を取得した民間の監視員が、警察官に代わり、駐車が禁止されている場所に止められた「放置車両」に対して、確認標章と呼ばれるステッカーを取り付けます。

標章を取り付けられると、運転手が出頭して「反則金」を納めるか、出頭しない場合は、車の使用者が「放置違反金」を支払わなければなりません。

「反則金」と「放置違反金」は同じ額で、駐停車禁止の場所であれば、普通車で1万8000円です。

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